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排泄予測デバイス「DFree」、排泄ケア記録サービスの提供開始

DFreeの導入状況に関わらず、介護施設及び医療機関などに対して無料提供

 トリプル・ダブリュー・ジャパンは4月10日、法人向けサービス「DFree Professional」に排泄ケアを記録する機能を新規追加し、排泄ケア記録サービスとして提供開始した。

 同社では、超音波センサーを用いて膀胱の変化を捉えることで排泄のタイミングを予測するIoTウェアラブルデバイス「DFree」を提供。従来の排泄ケアでは困難であった被介護者に合わせたパーソナライズケアをサポートし、被介護者の QOL(生活の質)向上と介護者の負担軽減を図ることができる。

 DFree Professionalは介護施設や医療機関を中心に、紙ベースで記入されている排泄ケア記録をiPad/iPhone、パソコンなどからいつでもどこでも簡単に記録・閲覧・一括管理できる無料サービス。DFreeの導入状況に関わらず、介護施設及び医療機関などに対して提供する。

 排尿、排便の記録に加えて、排泄介助の状況や下剤投与、飲水量などの排泄介助に関連する内容を記録。入力内容はリアルタイムで記録に反映され、利用者全員分の当日の排泄の状況を一覧で把握することが可能となるほか、過去3ヵ月までの「失禁」「空振り」「自立排尿」の比率などの推移を表示。利用者の自立度の維持・改善に関する分析が可能となる。

 DFree ProfessionalサービスとDFreeを併用すれば効果的な排泄ケアによって、利用者の自立排泄および現場の負担軽減を強力にサポートできるとしている。

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