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テュフ ラインランド ジャパン、「PSIRT構築支援サービス」開始

PR TIMES

テュフ ラインランド ジャパン株式会社

テュフ ラインランド ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:トビアス・シュヴァインフルター)は、本日、IoT機器開発に求められる包括的なサイバーセキュリティ組織となるPSIRT(Product Security Incident Response Team)の構築を支援する「PSIRT構築支援サービス」を開始することを発表しました。


IoT機器開発に求められるサイバーセキュリティ対策
通信技術の発達に伴い、今まで単独で稼働していた機器がネットワークを介して繋がるようになりました。この傾向は2020年にもサービスが開始する5Gの一般化に伴い、更に加速することが予測されます。しかしながら、この状況はIoT機器に対してのサイバーセキュリティの脅威も増加することを意味します。常にネットワークと接続されているということは、常に攻撃を受ける可能性と隣り合わせになるのです。そのためIoT機器の開発にあたっては、旧来型の製品開発と違った視点、および体制の構築が求められます。

製品関連のセキュリティ事故対応体制の構築が重要
このような状況では、製品に関連したセキュリティの問題(脆弱(ぜいじゃく)性(せい))を一元的に管理する組織の存在が重要になると考えられます。このような組織をPSIRT(Product Security Incident Response Team)と呼びます。PSIRTは、販売する製品のセキュリティに関連したセキュリティレベル向上指針の策定・リスクマネジメントおよびセキュリティインシデント発生時の対応などを担当する組織であり、サイバーセキュリティに関する最新情報を常に収集し、最新知識をもって対応する事が求められます。


製品のサイバーセキュリティ対策は、個別部署の対応だけで完結するものではありません。研究開発チーム、品質保証チームなどの部署が核となりつつも、普段からお客様と接する機会の多い営業・保守チーム、法的要件などを検討する法務チーム、事故発生時のコミュニケーションを対応する広報チームなど、社内外のステークホルダーが一丸となって対応することが必要となります。また何よりも経営陣・マネジメント層からのサポートが成功の鍵となります。

「PSIRT構築支援サービス」の概要
テュフ ラインランド ジャパンは、お客様の状況や課題を細かくヒアリングし、PSIRTを運営するためのサイバーセキュリティテスト、PSIRT組織構築、トレーニングなどのサービスを、お客様のご要望に合わせて提供します。

サイバーセキュリティテスト:長年製品の技術検査を手掛けてきたノウハウを活用し、高品質、かつ業界ごとの法規制・要求事項を考慮したテストを提供します。

組織構築:PSIRT標準フレームワークをベンチマークに用い、既存組織が保有している機能と、PSIRTフレームワークが要求する機能のギャップを指摘、PSIRT体制構築のために必要なアクションを明確にします。

トレーニング:テュフラインランドグループでは、長年技術トレーニングのビジネスも手掛けており、これらのノウハウを活用し、各部門ごとに必要なトレーニングについてもアドバイスを提供します。

【テュフ ラインランド グループについて】
テュフ ラインランドは、145年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。グループの従業員数は全世界で20,000人、年間売上高は20億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。
ウェブサイト: www.jpn.tuv.com