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ど真ん中の“音質”を狙った完全ワイヤレス

ゼンハイザーもノイズキャンセル対応に、完全ワイヤレス「MOMENTUM True Wireless 2」発売

2020年03月26日 11時00分更新

文● ASCII

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遮音性を保ちつつ装着感を改善

 ハウジングのサイズは直径を2mmほど小型化。装着性を格段に上げた。遮音性の維持が課題となるが、ノズル位置などを細かく調整するなど努力している。ここにエンジニアの魂が宿っているとする。このハウジングは、IPX4相当の防滴仕様になっている。

 バッテリー駆動時間は、本体のみで7時間(充電ケース併用で28時間)。従来は4時間(同12時間)というスペックだったので、かなり長時間化した。USB Type-C経由で、フル充電までの時間は1.5時間。また、連続再生時だけでなく、自然消費についても改善。数日放置するなど、長時間使用しなくてもバッテリー切れを心配せず使えるという。

左上が新機種、右下が従来モデル

小型化しても遮音性を確保する点に大きな苦労があったそうだ。

外音取り込みの自然さも重視

 完全ワイヤレスイヤホンでは通話や周囲の音をしっかり聞ける点も重要だ。

 MOMENTUM True Wireless 2は、マイクは左右合計で3つ搭載しており、通話用は右側の2つを使用(ビームフォーミング対応)。外音取り込み/ノイズキャンセル用マイクは左右の下側に用意しており、自然さや通話時のクリアな声にもこだわっている。

 スピーカーを使い疑似的な環境音を作った環境で、外音取り込み機能を試してみたが、周囲の音が的確に把握できた。外音取り込みはただ周囲の音をマイクで拾うだけではダメで、できがわるいと、あまり聞こえなくていいノイズなども目立ってしまう。しかし本機の場合、音の位置や空間の広さも分かるほどの高水準で、自然かつ快適に使えた。

 また、新幹線などでの移動を想定した環境音を流しながら、音楽を再生しない状態でノイズキャンセリング機能をオンにすると、不快な騒音がきれいに消えた。一方でノイズをカットするのは主に低域となるため、イヤホンを装着したままでも、アナウンスなど人にの声に関しては十分確認ができた。

 ボイスアシスタント(Google アシスタント/Siri)の起動や、外音取り込み/ノイズキャンセリングのオンオフは、ハウジングの外側に置いたタッチセンサーで操作する。標準ではダブルタップで外音取り込み、トリプルタップでノイズキャンセリングのオンだが、スマホアプリ「Smart Control」でカスタマイズが可能。

 このSmart Controlでは、ファームウェアのバージョンアップなども可能になっている。また、タッチした回数を分かりやすくするため、ピ・ポ・パと回数に応じて音が変わる点も細かい配慮だ。また、イヤホンを外すと音楽再生が一時停止、また装着すると止めた位置から、再度再生が始まるなど、細かな使い勝手にも手が抜かれていない。

充電ケースはファブリック素材を利用。手前が新モデル、奥が従来モデル。サイズ感はほぼ同程度だ。

 接続性の面では、高価で採用例が少ない、LDS(Laser Direct Structuring)アンテナを採用するなど、十分な配慮を実施している。なお、左右独立受信方式ではなく、リレー方式での通信になるとのこと。Bluetooth 5.1に対応し、コーデックはSBC、AAC、aptXに対応する。

 充電ケースにイヤホンを収納した場合の重量は約70g(イヤホンのみで約12g)。パッケージサイズは幅170×奥行き115×高さ45cm。カラーはホワイトとブラックの2色を用意する。

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