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2万円+αの戦略価格、ゼンハイザーの新ノイキャン完全ワイヤレス、「CX Plus True Wireless」

2021年09月14日 00時00分更新

文● ASCII

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 ゼンハイザージャパンは9月14日、完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「CX Plus True Wireless」を発表した。価格はオープンプライスで、実売価格は2万1780円程度。ブラックモデルの発売が先行し9月28日、ホワイトモデルが10月中旬になる予定。

ブラックモデル

ホワイトモデル

中級モデルながらANCやaptX Adaptiveなど
高級機に迫るスペックを持つ戦略機

 特徴はアクティブ・ノイズ・キャンセリング機能を搭載する点。また、BluetoothコーデックのaptX Adaptiveや左右同時伝送のTrueWireless Mirroringといったクアルコムの最新技術を積極的に取り入れている。ゼンハイザーは6月に「CX True Wireless」を発表しているが、これらの機能を取り入れつつわずかな価格差で販売する戦略的な製品だ。

シックな印象のブラックモデル

 フラッグシップ機の「MOMENTUM True Wireless 2」(実売4万円弱)と同じ直径7mmの自社開発ドライバーの搭載、通話をし始めるとすっと周囲の音が聴こえ、自分の声が聞こえやすくなる「サイドトーン機能」など、従来機で培ったノウハウは踏襲。IPX4に対応。本体は小型化しており、ゼンハイザーのサウンドと、最新トレンドに合ったスペックを手軽に手に入れたい人にとって魅力的な選択肢になっている。

 なお、ノイズキャンセリング機能はMOMENTUM True Wireless 2同様、外側マイクを使うフィードフォワード方式のみとなっているが、ここはノイズキャンセルの副作用を最小限に抑えつつ、低域を中心に周囲の騒音を効果的に除去したいという同社のコンセプトに基づいている。また、ノイズキャンセルの性能に必ずしもこだわらず、少しでも安く高音質を得たいという人に向けて、CX True Wirelessは併売する。

 バッテリー駆動時間はANCオフの状態で約8時間。ケース充電を併用すると最大で連続24時間の利用ができる。本体とケースを合わせた重量は約47g。イヤホン本体の重さは片側約6gとなっている。

人感センサーによって、取り外すと自動で再生がオフになるなど上位機らしい機能も持つ。

イヤーチップを付ける軸はかなり短いタイプ

寝せてふたを開けると取り出しやすい角度が付く。

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