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総務省・NICT主催「多言語音声翻訳試作品(PoC)コンテスト」(第2回) 「やさしい日本語化支援アプリ」など総務大臣賞、NICT賞、企業賞が決定!

PR TIMES

多言語音声翻訳コンテスト運営事務局

総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、多言語音声翻訳技術の更なる普及や多種多様な翻訳サービスの出現を加速するため、世界の「言葉の壁」をなくす試作品を募集する「多言語音声翻訳 試作品(PoC)コンテスト」(第2回)審査会及び賞の選出・発表を3月14日(土)に実施いたしました。
なお、本審査会は、新型コロナウィルス感染拡大の状況を受け、発表者がインターネットを介して個々に試作品のプレゼンテーションを行い、審査員が審査会場で賞を選出・発表する、オンライン方式で行われました。



多言語音声翻訳を活用した製品・サービスの試作品(PoC)を一般公募し、審査で選ばれた通過者15組による試作品のデモンストレーションが実施されました。審査員にエッセイストとしてテレビで活躍する犬山紙子さんらをお迎えし、総務大臣賞、NICT賞、企業賞が選出されました。

総務大臣賞には、アルファサード株式会社の「やさしい日本語化エンジンと多言語音声翻訳を組み合わせた『やさしい日本語化支援』アプリ」が選出されました。その他、NICT賞を、チームJの「学習アプリの無償公開で、教育における自治体間格差を解消したい」が、企業賞を、大阪大学チームの「言語データ蓄積・学習型の母子健康手帳アプリ『Mama Supporter』」が授賞されました。
審査員の方々からは「今すぐ使ってみたい試作品が多かった」「世の中が変わっていく未来を見た」「これらの試作品を使って海外の人と仲良くなりたい」といったコメントがありました。




【多言語音声翻訳コンテストとは】
総務省とNICTは、世界の「言葉の壁」をなくし、グローバルで自由な交流を実現するため、「グローバルコミュニケーション計画」を推進し、多言語音声翻訳技術の開発・普及に取り組んでいます。
その一環として、多言語音声翻訳技術の更なる普及や多種多様な翻訳サービスの出現を加速するため、「言葉の壁」をなくす新しいアイデアと試作品をそれぞれ募集し、優秀作品には総務大臣賞等を授与する「多言語音声翻
コンテスト」を昨年度から開催しています。アイデアコンテスト(第2回)については、228件の応募をいただき、このうち審査員による一次審査を通過したアイデアを対象として2019年12月14日(土)に審査会を実施し、8件のアイデアが優秀賞を受賞しております。

受賞作品の詳細は多言語音声翻訳コンテストの専用Webサイト(https://tagen.go.jp/)において後日公開予定です。)

「多言語音声翻訳試作品(PoC)コンテスト」(第2回) 受賞作品一覧
■ 総務大臣賞(最優秀賞)
チーム(作者)名:アルファサード株式会社(野田 純生)
作品名:やさしい日本語化エンジンと多言語音声翻訳を組み合わせた「やさしい日本語化支援」アプリ

■ NICT賞(次点)
チーム(作者)名:チームJ(朝永 龍明)
作品名:学習アプリの無償公開で、教育における自治体間格差を解消したい

■ 企業賞(サン・フレア賞)
チーム(作者)名:大阪大学チーム(鶴田 葵・山本 峰丸・塚本 健人)
作品名:言語データ蓄積・学習型の母子健康手帳アプリ「Mama Supporter」
※敬称略