AIとプロのスタイリストが選んだ服を届ける「DROBE」
AIでスタイリングの効率を向上
DROBEは3月13日、プロのスタイリストと同社独自の「スタイリングAI」がユーザーの嗜好や体型、予算に応じた商品(洋服、靴、ファッション雑貨)を協働でスタイリングし、セレクトした商品を定期的に届けるパーソナルスタイリングサービス「DROBE(ドローブ)」の提供を開始した。
DROBEは、女性に特化したパーソナルスタイリングサービス。会員登録時にファッションのテイストや体型・予算などおよそ70問の質問に回答し、顔写真や手持ちの洋服の写真を登録することで、ファッション誌や芸能人のスタイリング、店頭での販売などを経験した同社のスタイリストと独自のスタイリングAIが協働して、ユーザーに応じた商品をスタイリングし、自宅へ届ける。
商品は試着が可能で、気に入った商品のみを購入し、不要な商品は返品できる。商品の購入に悩んだり、購入後の着こなしに悩んだりした際は、スタイリストにいつでも質問や相談ができる。
ユーザーは自分に似合う洋服と出会えるだけでなく、着こなしに対するアドバイスをもらい、自分の好みやテイストを踏まえながら新しいファッションを楽しめるという。
初回は購入した商品の代金のみで利用可能で、2回目以降は商品代金に加えて1回あたり3190円のスタイリング料がかかる。配送料や返送料は無料。決済方法はクレジットカードのみ。5点以上購入すると、購入金額(税別)の10%分をポイント還元する。
取り扱いブランドは100以上、取り扱い商品は10万点以上、対応サイズはS/M/L。発送頻度は1ヵ月、2ヵ月、3ヵ月から選択できる。本サービスを利用するには、事前にLINEアプリのインストールと登録が必要。
スタイリングAIは、スタイリストが行った過去5万回以上にのぼる商品選定のデータをもとにモデルを開発。嗜好や体型などの特徴データ、サイズ・色・柄・素材などの商品データ、購入・返品等の行動履歴データに基づいて、商品とユーザーとのマッチ度を推定し、その結果を参考にして、スタイリストが実際に届ける商品を選定する。
ユーザーからは届けた商品全てに対し、サイズ・色・柄・シルエット・フィット感・素材・質感・価格等のフィードバックをもらうため、利用回数を重ねるたびにより精度の高い商品提案が行えるとしている。これにより、従来1時間以上かかっていたスタイリングの作業時間を30%以上削減できるという。