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親なら知っておきたい人気スマホアプリの裏側と安全設定 第56回

利用時間を設定できる機能が簡単・便利! iPhone・Android両方あります

臨時休校中に必須! YouTube・ゲームやりすぎを防ぐ設定

2020年03月17日 09時00分更新

文● 高橋暁子 編集●ASCII

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臨時休校中は毎日やることを決め、スマホは利用時間制限を

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月頭から全国の小中高校が一斉休校となっている。塾や習い事なども休講となり、多くのお子さんが家に引きこもって過ごしているだろう。

 共稼ぎの家庭などでは、子どもが一人きりで過ごすことも多く、「子どもがYouTube動画ばかり見ている」「ゲームばかりしている」という心配の声も聞かれる。

 そこで今回は、この休校期間中に保護者が注意すべきこと、そしてその対処法を見ていこう。

 まず、子どもだけで一日の時間を管理することはかなり難しい。「午前中は宿題や課題、オンライン授業、読書などをして、午後からは公園で縄跳び」など、ある程度やるべきことを決めておくといいだろう。一日の終りには、その日にしたことや学んだことを聞いてみよう。また、YouTube動画やゲームの一日の利用時間は、話し合ってあらかじめ決めておこう。

スマホの利用時間を決められる機能を上手く使おう。iOSなら「スクリーンタイム」機能、Androidなら「ファミリーリンク」機能がおすすめ

端末の設定で利用時間制限をしよう

 子どもが意志の力だけでネットやゲームの利用時間をコントロールすることは難しい。そこで、設定で利用時間制限をするといいだろう。

 子どもがiPhoneやiPadなどのiOS端末を使っている場合は「スクリーンタイム」機能がおすすめだ。「設定」→「スクリーンタイム」から、「App使用時間の制限」でカテゴリごと、あるいはアプリごとの仕様時間制限を設定しよう。「休止時間」も設定してあるとさらに安心だ。

 一方、Android端末の場合は「ファミリーリンク」機能を利用しよう。保護者の端末から設定・リモート管理ができる。利用時間の上限を設定できるほか、遠隔操作でスマホなどにロックをかけられる。

 ゲーム機のSwitchでも「ニンテンドーみまもりSwitch」を使えば利用時間制限ができるようになる。設定時間を超えた場合にアラートが出るほか、強制的にプレイできなくする設定も可能だ。

有害情報のフィルタリングもしよう

 あなたのお子さんが低年齢なら、大人向けのコンテンツや有害コンテンツは見てほしくないだろう。ある程度端末を自由に使わせるつもりであれば、フィルタリング機能の活用も大切だ。

 iOS端末を利用する場合は、やはりスクリーンタイム機能が使える。「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」→「コンテンツ制限」で音楽や電子書籍、映像、アプリといった利用コンテンツごとにハードルを設定してブロックできる。

 Android端末の場合は、検索エンジン「Chrome」の設定を変更して、検索結果から有害情報を除外するといいだろう。Chromeアプリで、「セーフサーチフィルタ」の「不適切な検索結果を除外」にチェックを入れよう。同時に、Google Playで不適切なアプリをダウンロードしないよう、「設定」→「保護者による使用制限」から「アプリとゲーム」「映画」の子どもの年齢に合わせた制限設定をしよう。

子どもの年齢に合わせた設定に変えられる

 どちらの場合も、各キャリアが提供している「あんしんフィルター」アプリなども使うと、さらに安心だ。

 今一番大切なのは、子どもと保護者がストレスを感じず、心身ともに健やかに過ごせることだ。無料公開されている学習コンテンツや書籍、雑誌なども多いので、楽しんで学んだり、リラックスして過ごせる環境づくりを心がけたい。

著者紹介:高橋暁子
 ITジャーナリスト。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki

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