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T教授の「戦略的衝動買い」 第568回

+Styleのスマートセンサー(漏水)を「結露センサー」として使ってみた!

2020年02月14日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●ASCII

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スマート漏水センサーの仕組みは極めてシンプル

 さて今回の本題であるスマート漏水センサーも前述のスマートLED電球とまったく同じ、スマホ上のアプリ「+Style」で管理運用ができる家庭用のIoT機器だ。

小さなパッケージに入っていたのはたったこれだけ。これで見えない場所の漏水を大袈裟な事にならないうちに未然に防ぐことができるのは便利だ

 同梱物は本体と単4アルカリ乾電池2個、本体固定のための両面テープやネジ、保証書兼取説だ。本体は単4アルカリ乾電池2個を入れるおにぎり型の少し大きな本体と、水漏れをチェックする2本の電極針の出ているプローブが約1mほどのケーブルでつながれている。

動作エネルギーは単4アルカリ電池がたったの2本。ケーブルの先に着いたプローブの2本の電極針がショートして漏水を感知、本体のアラームを鳴らすと同時にスマホに状況を知らせてくれる

 スマート漏水センサーの仕組みは極めてシンプルなものだ。水漏れを検知したい場所や高さ(水位)に合わせてプローブ(漏液検知帯)の2つの金属針を位置決めして付属の両面テープやネジで本体とプローブを固定する。

 なんらかの理由で水漏れや結露が発生し、プローブの2本の電極針を同時に含む部分が液体で覆われると、液体を介してプローブの2本の電極針の間に電流が流れる「電極間抵抗検知方式」によって、液体が漏れていることを検知するというものだ。

 筆者宅でも昔、洗面所の「オーバーフロー防止穴」から流れ出た水が排水ビニールパイプの末端が緩んでいたために漏水し、洗面ユニットの下に収納していたタオル等が被害に遭ったことがある。なので本来の目的で洗面ユニットの中に設置しようと考えたが、この季節に一番困っているのは、自宅マンションの北向きの部屋の出窓の結露問題だったので今回は漏水センサーではなく、結露センサーとして使えるどうかをやってみた。

筆者がスマート漏水センサーを設置したのは、北向きのほぼ陽が入らない筆者の寝室の出窓。スマート漏水センサーの乾電池の入った本体を上に。プローブ部分を結露が溜まりそうなアルミサッシの端っこに固定した

普段はカーテンが遮蔽してスマート漏水センサーはまったく見えない

 今回、スマート漏水センサーを貼り付け設置したのは、北向き部屋の出窓のアルミサッシ。幸いにもちょうどカーテンの陰で実際のスマート漏水センサーはほとんど見えない。

漏水の確認ではなく、結露の事前チェックなのでプローブの電極針は2つともアルミサッシに完全に接する形で固定した。これで両極にまたがってたとえ0.5㎜の高さの結露が溜ってもセンサーは反応するはずだ

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