このページの本文へ

CES 2020レポート 第26回

モトローラの縦折り式スマホ「razr」の細部を山根博士がチェック!

2020年01月09日 19時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

縦に曲がるディスプレーのrazr

 モトローラは縦に曲がるフォルダブル式ディスプレーを採用したスマートフォン「razr」をCES2020で展示した。

 razrは2004年に発売された携帯電話「RAZR」のリバイバルモデルでもある製品。本体サイズは72×94×14mm、重量205g。

ディスプレー上下は丸みを帯びた形状だ

 側面から見ると、本体は3つのパーツで構成されていることがわかる。

側面から見るとヒンジ部分は別パーツになっていることがわかる

 ディスプレーサイズは6.2型(2142×876ドット)。アスペクト比は22:9で片手でもラクに保持して操作できる。

6.2型ディスプレーを搭載する

 背面を見ると上半分側に2.7型(800×600ドット)のディスプレーが搭載されている。

上側はディスプレー、下側はメッシュ状の処理が施された背面

 閉じた状態ではやや正方形に近い形状となる。ディスプレーの下には1600万画素カメラを備える。

閉じた状態。カメラはあえて目立つデザインになっている

 閉じた状態を側面から見ると、ヒンジ部分に隙間はなくぴたりと閉じられている。これはヒンジ部分のディスプレーが曲げられたとき、本体内部に逃げる構造になっているからだ。

閉じた状態でも隙間は開いていない

 ディスプレーのヒンジ部分をアップで見ると、折り曲がる部分の左右に隙間は見えない。またディスプレーにタッチしてみるとサムスン電子の「Galaxy Fold」よりも表面は若干硬く感じられる。多少強めに押してもディスプレー面がへこむようなことは無い。

ディスプレーのヒンジ部分のアップ

 この状態から曲げていくと、ディスプレーが若干ヒンジの中に逃げていくように曲がっている。

ヒンジ部分を見ると、ディスプレーが側面ベゼル部分から浮いて内側に逃げていく

 波打つこともなく均一に曲がっていく。耐久性は問題なさそうだ。

さらに曲げていった状態。画面表示はされたままだ

 外側から見た状態。

ディスプレーの曲げをうまく逃がしている

 ディスプレーを曲げていくと、ヒンジ部分のパーツが見えてくる構造はGalaxy Foldと同様だ。

ヒンジの外側からの様子

 さて、折りたためるディスプレーの特徴は閉じた状態でコンパクトなサイズになること。そのまま本体を振るとカメラが起動して、すぐに写真を撮影することができる。

閉じたままでカメラを起動できる

 また開いた時は、22:9のディスプレーを生かして2つのアプリの表示もラクに使える。

アプリの同時表示も使いやすそうだ

 開くとスマートフォン、閉じればポケットにサッと入るコンパクトサイズとなるrazr。高価だが、スタイリッシュなデザインと「世界初」の縦折式ディスプレーを搭載した先進的な製品だけに、日本での発売も期待したい。

山根康宏さんのオフィシャルサイト

「スマホ好き」を名乗るなら絶対に読むべき
山根博士の新連載がASCII倶楽部で好評連載中!

 長年、自らの足で携帯業界を取材しつづけている山根博士が、栄枯盛衰を解説。アスキーの連載「山根博士の海外モバイル通信」が世界のモバイルの「いま」と「未来」に関するものならば、ASCII倶楽部の「スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典」は、モバイルの「過去」を知るための新連載!

 「アップルも最初は試行錯誤していた」「ノキアはなぜ、モバイルの王者の座を降りたのか」──熟練のガジェットマニアならなつかしく、若いモバイラーなら逆に新鮮。「スマホ」を語る上で絶対に必要な業界の歴史を山根博士と振り返りましょう!

→ASCII倶楽部「スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典」を読む

ASCII倶楽部は、ASCIIが提供する会員サービスです。有料会員に登録すると、 会員限定の連載記事、特集企画が読めるようになるほか、過去の映像企画のアーカイブ閲覧、編集部員の生の声を掲載する会員限定メルマガの受信もできるようになります。さらに、電子雑誌「週刊アスキー」がバックナンバーを含めてブラウザー上で読み放題になるサービスも展開中です。

→ASCII倶楽部の詳細はこちらから!

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン