このページの本文へ

総合性能の高さにも注目、ベンチマークで実力をチェック

快適にゲームしたいけどスペックわからないならドスパラ人気No.1ゲーミングデスクトップ「GALLERIA XF」

2020年01月08日 09時00分更新

文● 柴田尚 編集●八尋/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「GALLERIA XF」

 デスクトップパソコン「GALLERIA XF」は、ドスパラが販売するゲーミングモデルでもナンバーワンの人気を誇るモデル。ゲームを快適にプレイできる性能と、18万1478円(1月7日現在)からと20万円以下で購入できる価格などが人気の理由として挙げられるだろう。前回は、使い勝手がよく拡張性が高いケースとその内部を紹介したが、今回はベンチマークにて実力をチェックする。

 まず、GALLERIA XFの基本構成時の仕様を紹介しよう。CPUがCore i7-9700K(3.60GHz)、メモリーが16GB(8GB×2)、GPUがGeForce RTX 2070 Super 8GB、ストレージが512GB NVMe接続SSD+2TB HDD、チップセットがIntel B365という構成だ。

 パソコン全体の総合力を計る「PCMark 10」の結果は、6985という高スコア。詳細をみると、ソフトウェア起動とブラウザーの描画速度を示す「Essentials」は9858、WordやExcelなどのアプリケーションの動作速度を示す「Productivity」は9235、動画編集機能や3Dグラフィックス性能を示す「Digital Content Creation」は10158と、軒並みハイスコアだった。これくらいのスコアであれば、ゲームだけでなく写真・動画編集などのクリエイティブな作業もこなせそうだ。

PCMark 10の結果

 CPUの性能を計測する「CINEBENCH R20」では、総合が3337ptsとなり、コア単体では479ptsという結果に。Core i7-9700KというハイエンドなCPUらしい高評価である。CPUのパワーもしっかりあるので、実況配信なども快適にできるだろう。

CINEBENCH R20の結果

、ストレージ速度は「CrystalDiskMark 6.0.2」にて計測。メインストレージはNVMe接続SSDらしく、素晴らしい数値となった。これならファイルアクセスやアプリケーション起動もサクサクであろう。セカンドストレージはHDDなため、SSDと比べると遅いが、こちらは2TBの大容量がポイント。写真や動画などのデータを大量に保存しておけるのはうれしい。

NVMe接続SSDを「CrystalDiskMark 6.0.2」で計測した結果

HDDを「CrystalDiskMark 6.0.2」で計測した結果

 ここからは3D機能を見ていこう。「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」は、グラフィックス設定を「最高品質」、解像度を「1920×1080」、表示モードを「フルスクリーン」にして計測。評価は「非常に快適」で、スコアは17240だった。FFXIV程度のゲームであれば、設定も何も気にすることなく快適に遊べる。

「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」の結果

 さらにヘビーなゲーム系ベンチマークとして、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク ver1.2」で計測してみた。設定は「高品質」「1920×1080」「フルスクリーンで、結果はスコアが10261で評価は「とても快適」。このままでは物足りないので、設定をカスタマイズして盛り盛り(具体的には下画像参照)なうえ解像度3840×2160で稼働させてみたところ、これでもスコア4369で評価は「普通」であった。タイトル次第ではあるものの、4Kでのゲームプレイも視野に入る性能だといっていいだろう。

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク ver1.2」(高品質、フルHD、フルスクリーン)のスコア

項目はすべてオンもしくは最高にした状態で計測

スコア4369で評価は「普通」に

 最後に「3DMark」もチェック。「Time Spy」を計測してみたところ、9603というハイスコアだった。フルHDであれば、最新タイトルでも快適に遊べる。

「Time Spy」スコアは9603

 各種ベンチマークで、GALLERIA XFのハイパワーぶりがおわかりいただけただろうか。これで18万1478円(1月7日現在)からと20万円を切るので、コストパフォーマンスが高いといっていいだろう。最新ゲームもフルHDで設定を気にせず快適に遊びたいという人にはうってつけのモデルだ。また、BTOマシンなのでここからさらにパーツを変更することも可能だ。次回は、そうしたBTOによるオススメカスタマイズを紹介する予定だ。

GALLERIA XFの主なスペック
CPU Core i7-9700K(8コア/8スレッド、3.60GHz)
グラフィックス GeForce RTX2070 SUPER 8GB
チップセット Intel B365 Express(ATX)
メモリー 16GB
ストレージ 512GB SSD+2TB HDD
光学ドライブ -
インターフェース USB 2.0×2、USB 3.0×2、USB 3.1 Gen1×4、DisplayProt×3、HDMI出力×1、ライン出力×2、ライン入力×1、マイク入力×2、有線LAN端子、SD/microSDカードスロット、PS/2コネクターほか
電源 650W(80PLUS BRONZE)
サイズ/重量 およそ幅207×奥行き520.7×高さ450.2mm/約13.9kg
OS Windows 10 Home(64bit)

■関連サイト

カテゴリートップへ

関連サイト