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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第142回

3万円台・おサイフ・防水・DSDVを揃えたAQUOS sense3はOPPO Reno Aとどちらが買いか?

2019年12月29日 12時00分更新

文● 正田拓也 編集● ASCII

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AQUOS sense3にあってOPPO Reno Aにないもの

 AQUOS sense3の購入を検討する場合、OPPO Reno Aも選択肢に張ってくると考えられるので、まずはAQUOS sense3にあってOPPO Reno Aにないものを紹介したい。

 まず第一にコンパクトな筐体とスクエアな画面だ。スマホのサイズがどんどん大きくなっている今、画面サイズが小さい。つまり本体サイズが小さいことはむしろプラスという人も多い。その画面にもノッチがなく、四隅もわずかにカドが取れた程度で無駄なく使えるほか、フルディスプレーでは持つ場所がないと嘆いている人にもうれしい。

OPPO Reno A(左)とAQUOS sense3(右)のサイズ差

 パネル自体は、AQUOS sense3はIGZO液晶で、OPPO Reno Aは有機EL。現在は対策が進んでいるが、有機ELは画面の焼き付きが起こる心配も多少ある。長期利用ではAQUOS sense3のほうが安心して使えそうだ。

 そして、AQUOS sense3の指紋センサーは画面側の下という個人的にはベストポジション。画面内に設置されているOPPO Reno Aよりも認識は良いように感じる。

 カメラはAQUOS sense3には超広角カメラが組み合わされていることが特長。比較すると驚くほど広い範囲が撮れるわけではないが、風景や記念写真などを撮る場合に便利だ。

AQUOS sense3には超広角カメラがある

AQUOS sense3の標準カメラでの画角

 さらに、細かいことになるがSIMカードのトレイを出すためにピンが不要で爪先で引っ掛ければすぐに交換が可能。SIMを頻繁に交換する人はあまりいないと思われるが、SIMやmicroSDカードの交換が道具なしでできるのは便利だ。

SIMスロットはAQUOS sense3が爪で引っ掛ければすぐ出てくるが、OPPO Reno Aはピンが必要

AQUOS sense3のSIMスロット。2枚目のSIMとmicroSDカードとは排他仕様

 そして人によって重要なのは、AQUOS sense3は急速充電に対応していること。OPPO Reno Aは端子はUSB Type-Cだが急速充電に対応しておらず、USB PD対応の充電器やバッテリーに接続しても、5V/2Aでの充電に留まる。

 ほかには、AQUOS sense3はドコモやau、UQ、楽天モバイル(AQUOS sense3 lite)と兄弟機が多く、ケースなどのアクセサリーが豊富。OPPO Reno Aの場合、国内向けにカスタマイズされた機種ということもあり、世界の豊富なアクセサリーの取り寄せもできない。

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