様々なビジネスシーンをアシストするシャープの最新ソリューションを展示
8Kやクラウド活用など、シャープの現在が分かる「SHARP BUSINESS FORUM」開催
2019年12月27日 15時00分更新
サイネージやそれにまつわるソリューションなどで、導入企業のビジネスをより効果的に、またビジネス環境を整える、シャープの製品群。12月4日と5日の両日、最新製品やソリューションなどを紹介する「SHARP BUSINESS FORUM」が池袋サンシャインシティで開催された。ノートパソコンのdynabookも加え、様々な業種のビジネスシーンに役立つハードと、それをさらに効果的にするソリューションが多数提案されていた。今回はこのイベントで目に止まった製品を紹介しよう。
狭額縁を生かしたマルチ構成で、大画面かつ高解像度を提案
店頭で有効なアピールが行なえるサイネージでは新製品の60型4Kディスプレイを出展していたが、その活用法として4枚のディスプレイをマルチディスプレイとして用い、1枚の120型相当の8Kディスプレイのように見せることを提案していた。ベゼル幅が3.4mmという狭額縁のため、マルチ構成にしてもフレームは目立たないのが大きな特徴だ。
また現行のマルチディスプレイの後継機として既存の60型ディスプレイをリプレースするのであれば、取り付け金具などをそのまま流用でき、設置費用を抑えられ、手間の削減にもつながる。
60型と同様に70型ディスプレイもマルチディスプレイ用としてラインナップ。やはり狭額縁デザインとなっているため、マルチ構成にしてもフレームは目立たない。55型や60型に比べてマルチ構成時の台数を少なくできる。
マイクロフォーサーズ準拠でコンパクトな8Kカメラも展示
こちらは参考出品であったが8Kビデオカメラを展示。従来の8Kカメラは放送局で使うような業務用タイプであったが、マイクロフォーサーズに準拠し、デジタルカメラ並みの大きさでそれを実現している。4/3型、3300万画素のCMOSセンサーを搭載した8Kビデオカメラのサイズは幅162mm×高さ86mm×奥行き68.3mmとコンパクトなので8Kだからと大げさに構えなくて済む。
モニターは5.5型のフリーアングルモニターが搭載されており、タッチパネルになっているので指先で様々な操作が行なえる。