自動捜索システム、Harris Hawkが2019年度 消防防災科学技術賞を受賞
株式会社ロックガレッジ
ドローン×AI×クラウド
株式会社ロックガレッジ(所在:茨城県古河市、代表取締役:岩倉大輔)は、2019年度消防防災科学技術賞を受賞しました。
本賞は平成9年に開始され今年で23回目となる消防庁主催の表彰制度であり、消防防災科学技術の高度化と消防防災活動の活性化を目的として、消防機関や一般から消防防災機器等の開発・改良及び科学論文を広く募集し、その中から優秀な作品に対して消防庁長官から表彰を受けるものです。2019年度は総計87編の中から選出されました。
ドローンは低空域の詳細な画像データ等を安価に取得できる新テクノロジーです。この特性が活かされる分野として、衛星写真より詳細かつ能動的な映像データ収集、繰り返し運用による時系列データ集積、赤外線等の非可視光データ収集等の分野で活躍が期待されています。
本サービスの目的は、ドローンによる広域のデータ収集を自動化により安全かつ簡便化し、データのクラウド転送・解析、結果の配信を自動的に行うITプラットフォームの提供です。
本サービスでは、市販の安価なドローンを産業応用するために必要となるクラウドシステムを独自の技術で構築することによって、誰でも簡単に遠隔地のデータを大量に集め、解析結果を抽出・管理する手段を提供します。また、地方自治体や事業者、非雇用者が本プラットフォームを通じて連携することで、地域に新たなエコシステムを創出することを目指します。分野は、防災分野を第一のターゲットとしており、災害時の捜索活動の補助としての活用を目指します。他にも害獣調査、土砂災害の未然防止のためのモニタリング、植生の状態監視など、地域の問題解決を行います。