内田洋行は11月13日~15日に「UCHIDA FAIR 2020」を開催。WORKの文字の後ろに空白を置いた“ワークブランク”のロゴを前面に押し出し、様々な働き方とそれに沿った形で提案するオフィス家具やICT機器を紹介した。
働き方改革が進む中、オフィスのあり方にも変化がみられる。様々なタイプのコミュニケーションができる空間、フリーアドレスを中心にしつつも集中した作業がこなせる空間、コラボレーションを進めやすくする空間、これらを調和させ、生産性や効率をつくる仕組みが求められている。その実現のために、内田洋行では、オープンでフリーな空間の中に、目的に応じたワークスペースを作り、目的に応じた働き方ができる環境を提案している。
新製品とともに、その提案のいくつかを見ていこう。
五角形の特徴ある机の組み合わせが、仕事を変える
Commons Table System-iは、コミュニケーションおよび集中した作業のいずれにおいても中心となるテーブルの役割を再定義したもの。その組み合わせ方や、高さと言った点にも配慮し、自由度の高いシステムを提案している。
大型の机を複数人で使うというのが基本になるが、複数台を組み合わせることで今までにない形にできる点も特徴だ。印象に残ったのが、五角形の形状をしたもの。1台のみでも使えるが、3台を組み合わせれば三角形に近い形状にもできる。一般的な四角形ではなく、五角形にするメリットとしては、隣通し、向かい合わせに座った際にも視線が交差せず、共用机でも作業に集中できるということがある。