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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す!第139回

MVNOの方の楽天モバイルって今どうなのか、加入して確かめた

2019年11月17日 12時00分更新

文● 正田拓也 編集● ASCII

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 10月からMNO(移動体通信事業者)としてスタートした楽天モバイル。自前の回線ということでエリア整備の問題などが報じられているが、実際に利用できるのは抽選で選ばれた限られし者のみ。

 その一方で以前から展開されている、MVNO(仮想移動体通信事業者)としての楽天モバイルは、誰でも加入して使うことができる格安SIMだ。MNOのサービスに集まる中、今でも多くのユーザーが使っているMVNOの方が最近どんな感じなのか、実際に加入してみた。

実際に楽天モバイルに申し込んで届いたSIMと案内

プランはサブブランドに近い「スーパーホーダイ」がおすすめ

 MVNOとしての楽天モバイルは2014年に開始。当初はドコモネットワークのみだったが、その後、auネットワークも加わった。プランは他のMVNOの格安SIMに近い「組み合わせプラン」と、音声通話付きのSIMに通話定額がセットになった「スーパーホーダイ」がある。今年の9月までは、スーパーホーダイには1~3年の“縛り”があり、途中での解約には違約金がかかっていたが、10月1日以降はそれがなくなり、気軽に契約できるようになった。

 スーパーホーダイの最大の特徴は、高速データ通信容量を使い切った後。一般的な格安SIMでは200kbpsなどに速度制限され“激遅”になるが、スーパーホーダイでは超過後も1Mbpsと制限が緩く、低画質なら動画配信を視聴できるほどの速度が維持される(12時台、18時台は最大300kbps)。“ギガ”が少ないプランで容量を使い切ってもそこそこ快適に使うことができる。

 料金は月2GBの「プランS」で税抜2980円、楽天会員なら最初の1年間は1500円引きの税抜1480円と大幅に安くなる。ここにユニバーサルサービス料の3円と消費税を加えて1631円が、最初の1年間の月間コストとなる。

 オプション料金などは不要で、1回10分までの国内通話は何回でも無料通話となるのもスーパーホーダイの特長。「楽天でんわ」のアプリを使うか、電話番号の頭にプリフィックスと呼ばれる番号「003768」を付けて発信する必要があるが、無料通話まで含まれていて、初年度は月1631円はオトクな回線と言うしかない。

リアル店舗が多数あるので思い立ったらすぐ加入できるが、
オトクに加入したいのであれば情報のチェックは忘れずに

 楽天モバイルの店舗は拡大中で、加入したくなったときは店舗に行けばその場で加入できる。ドコモショップなど3大キャリア並みとはいかないが、主要な場所を押さえているので、行動範囲のなかに楽天モバイルの店があるという人も少なくないはずだ。

 しかもこれらの店舗は筆者が見た限りは、3大キャリアショップよりもずっと空いており、平日なら待ち時間もほとんどないように見える。思い立ったらすぐ加入できるという点では、非常に優れている格安SIMといえる。

 しかし、何の準備もなしにショップに入っていって加入するのはちょっと待ってほしい。契約事務手数料の約3000円がかかってしまい、特典も少ない。反対にネットでの加入なら事務手数料が無料などの特典がある加入方法が見つかる。

 たとえば、Amazon.co.jpのように加入パックを格安で販売しているところから入手すれば、契約事務手数料分がお得になる。また、価格比較サイトなどでは独自の特典を用意しているところもある。11月13日の時点では、価格.comのリンクから加入すると契約事務手数料が無料になる例もあった。

 すでに楽天会員になっていてゴールド会員以上という人なら、楽天ポイントクラブの会員特典のページから加入すると会員ランクに応じて1800~2000の楽天ポイントをもらうこともできる。SIMだけでなく端末も同時購入したい場合に有効だ。

 また、楽天モバイルショップで加入したい場合は、楽天モバイルの会員から紹介を受けると1000ポイント、平日なら2000ポイントがもらえる。急ぎで回線が必要になった場合は、既存会員からユーザーIDを聞いておくとお得になる。

 オトクな方法はいろいろあるが、SIMだけなら比較サイトの特典を利用するのがよく、端末を購入するなら店舗とネットの価格をよく比較してということになる。街で楽天モバイルの店を見て、加入を思い立っても、ちょっとだけ調べてから加入するだけで数千円の違いになるのだから、まずはチェックしてみてほしい。

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