●ユーザーの期待にこたえてほしい
今回、楽天が商用サービスではなく、「無料サポータープログラム」としてスタートした背景には「システム的には問題ないが、慎重に慎重を期すため」(三木谷浩史CEO)ということだった。
本来であれば、世界初の完全仮想化ネットワークが順調に動くかを確かめるための無料サポータープログラムであったが、その前段階からつまずいてしまった。
とはいえ、第4のキャリアとしてゼロから様々なものを立ち上げるのには、楽天にとっても相当、負担が大きいはずだ。
早く体制を立て直し、本来の無料サポータープログラムが目指していた姿を取り戻してほしい。さらに5000名とは言わず、抽選に漏れた人たちの追加当選、そして早期に商用サービスをスタートさせないことには、いつまで経っても既存3社の値下げ競争は起きない。楽天にはぜひとも期待に応えてほしい。
この連載の記事
-
第223回
トピックス
サムスン「Galaxy」ついにソフトバンク入り 音声版「消しゴム」機能に驚いた -
第222回
トピックス
携帯キャリア「30GBの壁」めぐる争い -
第221回
トピックス
子どものスマホ料金プラン オススメは【専門家が解説】 -
第219回
トピックス
「ドコモ銀行」どう実現? 住信SBIネット銀買収の観測も -
第218回
トピックス
みずほ、楽天に助け船 ドコモは三菱UFJとタッグの可能性も -
第218回
トピックス
なぜグーグル「Pixel」はカメラが横並びなのか -
第217回
トピックス
シャオミ台数急増 理由は安くても品質に自信大 -
第216回
トピックス
総務省の“アップルつぶし”か スマホ下取り価格規制 -
第215回
トピックス
クアルコム、経済圏拡大に“邪魔者” アームとの対立深まる -
第214回
トピックス
ドコモよりauとソフトバンクの体感品質が上がっている事実 -
第213回
トピックス
総務省がソフトバンクを刺しに来た? もう割引規制なんて撤廃すべきだ - この連載の一覧へ