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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第631回

ソニーのサイバーショット RX100 VIIでハチワレ猫特集

2019年10月05日 10時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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ちゃんとピントが猫に合うカメラを選びたい

 冒頭写真もこのハチワレ。きりっとしてて凛々しい。このハチワレ、ぶらぶらしてたらその15分後にもたまたま出会ったのである。こういう構図だと猫瞳AFはありがたい。ちゃんと猫にピントが合ってくれるから。

お墓からお墓へ移動中を発見。2019年9月 ソニー Cyeber-shot RX100 VII

 ハチワレというと、黒と白ってイメージがあるんだけど、よく見るといろんなハチワレがいる。あの模様って遺伝的に出やすいのかね。その辺はよくしらないけど、薄茶色のハチワレもいた。よく見ると、薄茶というよりはちょっとトラが混じってる。グレーと白とチャトラが混じった感じかも。写真の色がなんとなく薄いのは、カメラのせいじゃなくて猫がそういう色だったのだ。

前足だけが段からはみでてて伸びてるのが可愛い。ちゃんと耳がカットされてる去勢済みの猫だ。2019年9月 ソニー Cyeber-shot RX100 VII

 最後はキジトラのハチワレ。しゃがんで、モニタを開いて、カメラを猫の目の高さにおいて、猫瞳AFさんよろしくってんで撮ったカット。

ちょこんと小さくなってた。分け目がちょっと真ん中からずれてるけど、ハチワレといっていいでしょう。2019年9月 ソニー Cyeber-shot RX100 VII

 ハチワレって「鉢割れ」であって、割れてるのが縁起が悪いと思われたのか、昔は忌み嫌われていたらしい。勝手に「鉢割れ」なんて名づけられて勝手に嫌われるとか、猫に撮っては迷惑な話ですな。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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