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すでに確立されたサイバーパンクというジャンルに爪痕を残したい

「サイバーパンク2077」開発スタッフインタビュー、自分だけの物語を追いかけることができる

2019年09月20日 17時00分更新

文● 市川/ASCII

サイバーパンク2077はストーリーとカスタマイズの自由度が高い

――サイバーパンク2077では、主人公の身体を「義体化」できますが、どういった場所で、どういった条件で義体化できるのでしょうか?

ピアース氏:サイバーパンク2077では、「サイバーウェア(義体化)」を取り扱う「リパードク」と呼ばれる医者が、主人公の腕や目、足などを取り替えてくれます。ただ取り替えるだけでなく、サイバーウェアそのものをカスタマイズすることも可能です。

基本的な移動手段は車かバイクだが、プレーヤーの足を強化すれば移動速度がアップするという

――本作には、車やバイク以外の乗り物も登場しますか?

ピアース氏:基本的には車とバイクが主な移動手段となっています。主人公「V(ヴィー)」は足を強化することができるので、ジャンプ力を上げたり、移動速度を上げることで高速に移動できます。「AV(エアリアル・ビークル)」という空を飛ぶ車も登場しますが、現時点において、AVを自由に操縦する仕様は実装されていません。

――本作における自由度の高さとは、どういったものだとお考えですか?

ピアース氏:選択肢を選んでストーリーの展開を自由に演出できることと、キャラクターを自由にカスタマイズできる点にあると思います。もちろん、一般市民(主要キャラクターや子供は除く)に危害を加えることもできますが、ナイトシティには治安機能が存在するので、むやみに危害を加えるとしっぺ返しをくらうでしょう(笑)

本間さんはローカライズの工夫について語ってくれた

――膨大なセリフもそうだと思いますが、サイバーパンク作品らしい独自のスラングを翻訳するのもかなり大変でしたか?

本間氏:サイバーパンク2077はかなりボリューミーなゲームなので、これまで数多くのゲームタイトルをローカライズしてきた西尾 勇輝と協力し、翻訳作業を進めています。

 サイバーパンク2077には特有の言語があり、「チューマ(友人に対する呼びかけ)」など、ぱっと聞いてもわからないものが多いです。なので、それをゲームプレーを通じて自然に理解できるようにするため、なるべくわかりやすい状況で使うなど、ローカライズ上においても工夫を施しています。

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