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NAS向け仕様をPCで使って得られる安心感

高耐久&高信頼の「IronWolf 110 SSD」で大切なデータを守る

2019年09月30日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII編集部

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 最近は、パソコンの動作速度をより高めるためにストレージをSSD化するのが当たり前になってきた。OSの起動やアプリの動作はもちろん、ストレスなくファイルを開くためにストレージの読み書き速度が速いほど生産性が大きくアップする。

 ただ、注意しなければならないのが、速さばかりに注目して耐久性が疎かになってしまうこと。パソコンで利用するストレージは、意外とアクセス頻度が高く、読み書きも多いためSSDにとっては過酷な環境だ。ある日突然故障して、マシンが起動しない、データが損失したなんてことが起こらないためにも、高耐久で安心な製品を選びたいところ。

 そこで今回紹介したいのが、Seagateの「IronWolf 110 SSD」だ。なぜ、安心・安全なのか、製品の特徴とともに紹介しよう。

NAS向けのSSDとして開発された「IronWolf SSD」シリーズ

↑Seagate「IronWolf 110 SSD」960GBモデル

 Seagateは、これまでHDDメーカーとしてNAS向けの製品「IronWolf」シリーズを提供してきた。24時間365日稼働しRAIDを組んだNASの環境でも、安心して利用できるよう、AgileArray技術を始めとしたさまざまな技術により、高耐久な製品を生み出している。

↑Seagete「IronWolf HDD」8TBモデル。NAS用ストレージの定番で、このシリーズのSSD版となる

 「IronWolf 110 SSD」は、そのSSD版でNASでの運用に耐えられる性能と信頼性を備えた製品である。容量は240GB、480GB、960GB、1.92TB、3.84TBの5つが用意されていて、それぞれ耐久性の違うモデルがある。いずれもSATA 6Gbps 、2.5インチドライブの仕様だ。

↑裏面は冷却効果を狙ってか金属を採用。厚さはどのモデルも7mmとなっている

 耐久性の指針となる合計書き込みバイト数(TBW)は、960GBモデルで1750TB。これは、一般的な「BarraCuda SSD」シリーズの1TBモデルが485TBなので、3倍以上のデータ量を書き込めることになる。

 SSDが記録用として使用しているNAND型フラッシュは、書き込める量に限界がある。このためTBWの値が高ければ高いほど耐久性が高くなり、長く安心して利用できることになる。

 さらに、Seagateが独自に開発した「DuraWrite」技術により、データをNANDフラッシュへ書き込む際に、データの圧縮を行なう。もともと圧縮率の高いJPEG画像やMP4動画などにはあまり効果は無いが、ビジネス文書などといった圧縮のかかっていないデータには効果的。データを圧縮せずに書き込む製品に比べれば、書き込み量が減るため、そのぶんNANDフラッシュの寿命を延ばせることになる。

 また、「オーバープロビジョニング」という技法を使い、ドライブ総量の一部領域を別途確保し、もし劣化した領域が発生した場合、確保した領域と置き換えることで、寿命を延ばす仕組みも備わっている。DuraWrite技術と合わさることで、この領域も広く取れるため、より効果的に寿命を延ばすことが可能になっている。

 このDuraWrite技術は、書き込むデータ量を抑えられるため、書き込み時間の短縮にもつながることから、速度のアップだけでなく、消費電力の低減により発熱量を減らすことにもなる。NANDフラッシュは熱にも弱いので、そういった意味でも寿命を延ばす効果があるのだ。

 こうした仕様により、高耐久を実現。保証期間は5年と非常に長く、万が一の故障によるデータ損失が発生した場合に備え、Rescueデータ・リカバリ・サービス・プランが2年間付帯しているという、エンタープライズクラスの信頼性なのもより安心感を与えている。

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