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144Hz駆動のIPS液晶ディスプレーを生かす確かな性能

第9世代Core&GTX 1660 Tiで20万円を切る新Helios 300の実力を試す

2019年08月30日 11時30分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトライッペイ

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リフレッシュレート144Hzを生かせるゲーム性能

 ここからはPH315-52-A78U6Tのパフォーマンスをチェックしていこう。まずは、「3DMark」(Version 2.10.6751)の結果から見てみよう。

3DMarkの実行結果。

 Fire Strikeでは13000スコアー超えと非常に高い結果を叩き出した。DirectX 12のテストとなるTime Spyでも約5600スコアーと優秀な成績。やはりTuring世代のGPUを採用しているだけあって、3Dグラフィックスの性能は十分に高いと言えそうだ。

 続いて人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」におけるフレームレートも確認してみたい。今回は、オプションから描画負荷が最大になるように設定した上で、実際にゲームをプレイ。そして、プレイ中の1分間のフレームレートを「Frps」(Version 3.5.99)で取得した。

Apex Legendのフレームレート。

 1920×1080ドットでも最小フレームレートが100fpsに迫る勢い。1600×900ドットにいたっては、最小フレームレートが120fps弱、平均フレームレートが137fpsほどと、リフレッシュレート144Hzに対応した液晶パネルを十分生かせるだけの性能を見せた。

 それは「Fortnite」でも同様のことが言えそうだ。今回は、プリセットから「エピック」を選択した上で実際にプレイし、1分間のフレームレートをFrapsを用いて取得している。

Fortniteのフレームレート。

 エピックプリセットという非常に高負荷な設定にも関わらず、1920×1080ドットで常時80fps以上の高フレームレートを発揮。1600×900ドットでは100fpsを切る場面がまったくなく、高画質設定時でもかなり快適にプレイできることがわかった。

 さらに、人気MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」も実行しておこう。ここでは、「最高品質」プリセットを選択している。

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマークのスコアー。

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマークのフレームレート。

 1920×1080ドットでも約13000スコアー、平均フレームレート91.3fpsを記録。スクウェア・エニックスが示す指標では7000スコアー以上が「非常に快適」とされており、PH315-52-A78U6TでファイナルファンタジーXIVが快適にプレイできる点に疑いの余地はない。

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