身体の表面にピリピリとした圧を感じられるほどの重低音
HomePodのサウンドでとにかく印象的なのが、重低音の迫力。ボリュームを上げていくと、身体の表面にピリピリとした圧を感じられるほど。ボーカルの伸びやかさも印象的だ。ボリュームは最大音量だと、一軒家でも隣家に迷惑になりそうなレベルで、感覚的には20畳ぐらいの部屋のオーディオシステムとしても使えると思う。
アップルの音楽ストリーミングサービス「Apple Music」で、結構たくさんの曲を聴いていて気づいたのが、各楽曲の音質の差。時折アレレと思わされる曲があった。とは言えこれは元の音源に原因があるのだから仕方がない。
現状、明らかな不満点として指摘しておきたいのが、音質を調節する「イコライザー」が用意されていないこと。HomePodは曲ごとに最適な音質に調節しているとのことだが、やはり人それぞれ音には好みがある。iOS端末からAirPlayで再生する際に、ミュージックプレーヤー側でイコライジングすることは可能だが、HomePod単体では不可能だ。iOS端末の「ミュージック」アプリにはイコライザーが付いているのだから、今後のアップデートでHomePodにも実装してほしいと強く希望したい。