雨の日に洗濯をすることほど憂鬱なものはありません。特に今年の梅雨明けは平年よりも遅かったため、天気と洗濯物の量からタイミングをうまく図れた日がほとんどない、悪天候が続いていたと思います。
そうなってしまうと嫌でも部屋干しをしなければいけませんが、雨が降ると湿度80%以上なんていうのが通常なので洗濯物が乾ききるまで途方もない時間がかかりますよね。うっかり洗濯物をため込んでしまった日には……。
「衣類乾燥除湿機」を導入してみた
部屋の除湿ならエアコンのドライ機能でもある程度代用できるかもしれませんが、今の暑い時期では冷房性能がやや心許ないうえに壁に備え付けなので洗濯物に集中して使えないのがデメリットです。
部屋干しした際の湿度上昇によるカビの発生がどうしても気になったので衣類乾燥除湿機を導入することにしました。今回購入したのは、三菱電機「サラリ」シリーズの「MJ-M100PX」です。部屋干しタイプの製品で、除湿面積の目安は主に一戸建住宅(プレハブ)洋室で19畳まで、集合住宅(コンクリート、軽量コンクリート)洋室で25畳までとなっています。除湿方式はコンプレッサー式で、ビックカメラでは3万6460円でした。
雨の日でもラクラク乾燥!
通常の「除湿モード」と「衣類乾燥モード」を備えており、湿度が高い雨の日でも衣類乾燥モードなら半日かからず洗濯物がすべて乾くほどの威力です。衣類乾燥モードには一番効果の高い「標準モード」のほか、稼働時の騒音を抑える「夜干しモード」、電気代を節約しながら使用できる「節電モード」の3つのモードを利用シーンにあわせて使い分けることができます。
ただし、標準モード時はフル稼働になるため、テレビの音声が聞こえづらくなるほど大きな音が出る点には注意が必要です。そこさえ気にしなければ、短時間で洗濯物が乾くので時短ツールとして導入を考えても良いかと思います。目安としては、朝早く洗濯すれば午前中には乾くはず。