Core i7-8750H、32GBメモリー、3TB HDD+Optaneメモリー約16GBとフルカスタマイズモデルで検証
家族で使える一体型PC「ESPRIMO WF1/D1」カスタムモデルの性能をチェック (2/2)
2019年08月06日 09時00分更新
ライトなゲームならみんなで画面を囲んで楽しめる
リビングで複数でパソコンを取り囲み、ゲームをするというニーズもあると思うが、実際にゲームをしたらどのような結果になるのかをベンチマークで探ってみよう。まずはおなじみの「ドラゴンクエストXベンチマーク(以下、ドラゴンクエストX)」から。
ゲームの中でも負荷が低めのドラゴンクエストXでは、最高品質で動かしても快適という結果となった。負荷の低いゲームであれば、リビングで本機を取り囲んで大勢で楽しむということができるだろう。
つづいて、ドラゴンクエストXより少し高いグラフィックス描画能力が求められる「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮の解放者ベンチマーク(以下、FFXIV)」でチェックしてみた。
FFXIVでは、標準品質でやや快適、高品質では設定変更を推奨された。このレベルのゲームとなるとやや厳しい結果ではあるが、フルHDで遊べることがわかった。動作を快適にするなら解像度を落とせば楽しめるだろう。
「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONベンチマーク(以下、FFXV)」は、FFXIVよりもさらに高い負荷がかかり、より高い描画能力が求められる。今度はFFXVについても計測してみた。
さすがにこのクラスのゲームでの負荷への対応は難しく、解像度を1280×720に落としてもスコアは1295という結果に。別途GPUを用意しているゲーミングパソコンではないので、高負荷のゲームなどで遊ぶのは厳しいだろう。
美麗なグラフィックスで負荷の高いゲームは動作が難しいが、FFXIVで遊べるポテンシャルがあることを踏まえると、ちょっとしたゲームであればみんなで画面を囲んで遊ぶことができる。もちろんネットブラウジングやメールの送受信といった使い方であればストレスなく行なえる。
通常のデスクトップパソコンとは異なり、生活の中心に置いて、みんなで一緒に使うことをコンセプトにしていると思われるESPRIMO WF1/D1。その特徴ある形状も含め、家の中でどのように使うか考えるのが楽しい一体型デスクトップパソコンだ。テレビ受像機にもなるので、パソコンとテレビを兼用したいという人の選択肢にもなるだろう。
ESPRIMO WF1/D1の主なスペック | ||
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標準スペック | 試用機のスペック | |
CPU | インテルCeleron 3865U(2コア/2スレッド/1.80GHz) | Core i7-8750H(6コア/12スレッド/2.20~4.10GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 620 | インテル UHD グラフィックス 630 |
メモリ | 4GB(DDR4 SDRAM、最大32GB) | 32GB(16GB×2) |
ストレージ | 1TB | 3TB HDD+Optaneメモリー約16GB搭載 |
ディスプレー | 23.8型スーパーファインLH IPS液晶、最大解像度1920×1080ドット | |
ディスクドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | |
接続端子(右側面) | USB 3.1 Type-C(Gen1) 、USB 3.0 、SDカードスロット、マイク・ラインイン兼用端子、ヘッドホン・ラインアウト兼用端子、miniB-CASカードスロット | |
接続端子(背面) | USB 3.0×2、USB 2.0、有線LAN端子、アンテナ入力端子※Core i7搭載時にはUSB 3.0が3基となる | |
サイズ | およそ幅558×奥行167~176mm×高さ362~370mm |