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今年のインディーゲームトップ3が決定!「Indie Games Festival 2019 ファイナルイベント」レポ

2019年07月01日 17時00分更新

 Googleは6月29日に国内インディーズゲーム開発者のためのコンテスト「Google Play Indie Games Festival 2019」のファイナルイベントを神田明神ホールにて開催した。

 本イベントでは、まず審査員と一般参加者により、トップ20に選ばれたゲームの試遊と投票が行なわれてトップ10を決定。その後、トップ10のデベロッパーによるゲームのプレゼンテーションが行なわれ、一般参加者および審査員の採点を実施し、トップ3が決定した。

トップ20に選ばれたインディーズゲーム

 トップ20の中から投票で選ばれたトップ10作品は以下の通り。

・テラセネ それでも君を照らしたい / SleepingMuseum
・Lunch Time Fish / SoftFunk HULABREAKS
・Infection - 感染 / CanvasSoft
・MeltLand - メルトランド - / Masataka Hakozaki
・くまのレストラン / Daigo Studio
・ペルセポネ / Momo-pi
・クマムシさん惑星 ミクロの地球最強伝説 / Ars Edutainment
・カミオリ / TeamOrigami
・ReversEstory / ilili_barcode
・キグルミキノコ Q-bit -第1章- / クラシック ショコラ

トップ10に選ばれたデベロッパーは、審査員と一般参加者の前でゲームをプレゼン。トリに登場したクラシック ショコラは、独特なキャラクターと語り口調で大いに会場を盛り上げた

プレゼン後、事前に配られた団扇を一般参加者が挙げることで集計された点数が発表された。その点数に審査員の点数が加わった点数にてトップ3が決定されるという仕組み

 トップ10に選ばれたデベロッパーのプレゼン終了後、見事トップ3に選ばれたのは、「Infection - 感染 / CanvasSoft」「MeltLand - メルトランド - / Masataka Hakozaki」「くまのレストラン / Daigo Studio」の3作品。

 トップ3が選ばれた理由について聞かれた株式会社シシララ 代表取締役 ゲームD 安藤武博氏によると、楽屋ではトップ10以外の10作品のプレゼンテーションも聞いてみたかったという意見があったとのこと。そして非常に僅差で、トップ3に選ばれた作品は、とびっきりおもしろかった20本の中の代表のような形で考えておいてもらえればとコメント。

 トップ3発表後は、特別賞の発表が行なわれた。特別賞はトップ20に選ばれた作品が対象。

特別賞は「少年ジャンプ+賞」「キャラクタービジネス室賞」「エイベックス賞」「ゴジラ賞」の4つの賞が用意されていた

 少年ジャンプ+賞に選ばれたのは、「ペルセポネ / Momo-pi」。少年ジャンプ+賞では、最大1000万円の開発費のサポートと、IPの提供が贈られた。

 集英社キャラクタービジネス室賞に選ばれたのは、「はむころりん / illuCalab.」。キャラクタービジネス室賞では、最大1000万円の開発費のサポートと、IPの提供が贈られた。

 エイベックス賞に選ばれたのは、「くまのレストラン / Daigo Studio」。エイベックス賞では、コワーキングスペース/avex EYEの入居権と、2020年開催予定のBitSummitインディーズゲームスペース出展権が贈られた。

 ゴジラ賞に選ばれたのは、「相撲巻 -SumoRoll 横綱への道 / Studio Kingmo」。ゴジラ賞では、ゴジラキャラクターゲーム化ライセンス、それに伴う制作費最大1000万円が贈られた。

 Google Play Indie Games Festival 2019は、日本のインディーズゲーム開発者の情熱と創造力がひしひしと伝わった。多くの一般参加者も観覧し、新たなおもしろいゲームの発見が生まれる場として今後も注目したい。

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