3万円台ながらmoto g7やZenFone Max Pro(M2)も魅力的
3万円台の機種ではモトローラのmoto g7も魅力的だ。以前のmoto g6よりも売り出しに力を入れていることが実感でき、MVNOの格安SIMで販売する機種の中でも目立っている。
moto g7はHUAWEI P30 liteに比べると処理性能やカメラが見劣りするものの、搭載するのがより一般的なSnapdragonシリーズであることや、「Android Enterprise Recommended」の準拠など、Androidの標準に近く、使いこなしや互換性で有利になる可能性がある。現在の実売価格も若干moto g7の方が安い。
そして、ZenFone Max Pro(M2)は最初に検討した機種。国内向けモデルの仕様違いによる販売停止騒動のなかでHUAWEI P30 liteやmoto g7の情報が出てきて脱落した。moto g7やZenFone Max Pro(M2)との比較なら、ZenFone Max Pro(M2)の搭載プロセッサはSnapdragon 660なので、moto g7よりも性能は上だ。ZenFone Max Pro(M2)の弱点といえばUSB端子がmicroUSBであることくらいだろう。
OPPOの新製品があれば、選択が違った可能性も
今回は早々に2万円台の破壊力に負けてしまったわけだが、検討の途中で気になった機種としては、今後のリリースが期待されるOPPOのミドルクラスもある。OPPOでは昨年登場の「R15 neo」や「AX7」はバランスのとれたスペックと価格で、現在も人気。これから他メーカーと競合するようなスペックでコスパの高い後継機種も当然出てくるはずだ。今後、魅力的な新製品が出たらその時点で検討することにした。
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