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教育ITソリューションEXPOでデモ展示

シャープとDynabookはいかなる方法で教育を支援するのか

2019年07月02日 11時00分更新

文● MOVIEW 清水 編集●アスキー編集部

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生徒個々人の学習状況を一括把握

 ステージ3では個人ごとのデータを管理する様子を展示。生徒ごとの学習状況の把握・個別指導に役立てることができる。デモでは音楽授業を例にして活用法を提案していた。

左の教員用パソコンでは、生徒それぞれのパソコンの表示を一括して把握できる

 ステージ4は1人1台パソコンを割り当てることで、個別に学習支援する活用例を展示。生徒一人一人の学習進捗状況を把握できるので、その進み具合によってフォローするといった指導ができる。データはクラウド上で管理するので、パソコンを持ち帰り、家庭での学習にも使える。

生徒全員の学習状況を把握することが可能。進み具合の遅い生徒をピックアップすることでフォローすることができる

データはクラウド上にあるので、家庭で復習し、理解を深めることもできる

 導入提案展示の横では、BIG PADとdynabookの体験コーナーが設置され、実際に試せる環境が整っていた。

RoBoHoNを使ったプログラミング体験や、ステージ4でデモしていたinteractive Studyを体験できた

遠隔授業ソリューションをはじめ、多数の展示が一堂に

 BIG PAD+dynabookソリューションのほか、ブースでは教育に役立つ様々なソリューションが展示されていた。

 遠隔授業の例では、クラウド型Web会議システム「TeleOffice」を用いた活用シーンを展示。クラウドを活用することで地域を超えた協働活動もできるとアピールした。

TeleOfficeを活用した遠隔授業のイメージ

 基礎学習13コンテンツ、総合学習34コンテンツを収録し、横断検索が可能な「Brain+」は、タブレットやパソコン上で複数の辞書を利用できるほか、自分でマーキングした項目から検索するといった使い方もできる。

和英・英和辞典などのほか、参考書まで含まれた統合型学習アプリケーション「Brain+」

 東京都港区が導入している「子ども相談ネットシステム」は、自治体向けに提供されているアプリケーション。スマートフォンやタブレットなどから、子どもに関する相談を受け付け、問題の解決や深刻化する前に防止するといった対応が取れる。

「子ども相談ネットシステム」はWeb上で使うアプリケーション。質問と回答はタイムライン形式で表示される。もちろん暗号化された通信と強固なセキュリティを備えている

 プログラミング学習では、RoBoHoNを使ったソリューションと、小学校低学年向けの「PETS」を展示。直感的にわかりやすいインターフェイスでプログラミング学習への意欲を向上させ、基礎的な学習を補佐する。

RoBoHoNを使って子どもたちのモチベーションを引き出すプログラミング学習ソリューション

パソコンなしでプログラミング学習ができるPETS。処理命令用のブロックを差し込むことでロボットが動く、直感的にわかりやすい仕組み

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