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「メガドライブミニ」を発売前に4K大画面出力や寝転びプレイなどで遊び倒してみた

2019年07月01日 13時35分更新

文● ジサトラハッチ 検証協力●折原一也
提供: セガゲームス

ソート方法が多く、シンプルながら使い勝手も良好

 本体の電源を入れるとタイトルの一覧画面が表示されます。デフォルト設定では「発売日順」に並んでいますが、「プレイ人数」「ジャンル」などでソートできます。そのため、シューティングゲームばかり遊びたい、2人以上で遊びたいといった時に、すぐに目当てのゲームを見つけることができるのです。

ソートを選択すると、表示方法を変更できます

パッケージの背表紙表示にも切り替えが可能です。自分の棚に並べていたことを思い出すので、メガドライブを持っていたファンにはうれしい仕様です

 初期設定が「発売日順」なのは、「上から順番にプレイすればメガドライブのゲームの進化の歴史や、遊んでいた当時の思い出を簡易的に追体験できる」ためとのことなので、まずは発売日順に遊んでみるといいでしょう。

「設定」には、「言語選択」「スクリーン設定」「壁紙設定」などが用意されているほか、「本体の初期化」も行なえます。

ゲームの一覧表示している画面の左上にある「設定」から遷移

 メガドライブミニの画面は、現在のテレビなどの仕様に合わせ16:9出力になっていますが、ゲーム画面は発売当時のままになっています。

デフォルトの設定だと、ゲーム画面は4:3で後ろにはソニックのシルエットがワンポイントの壁紙が設定されていました

 デフォルト設定では、ゲーム画面の後ろには壁紙が見えます。この壁紙は「壁紙設定」で変更可能。また、「スクリーン設定」では、ゲーム画面を左右に引き伸ばす表示に変えられます。

壁紙設定では、何も表示しない黒い背景も含め3種類から選択できます

「スクリーン設定」で画面を16:9にすると、画面が左右に引き伸ばされ、フルスクリーンでゲームが楽しめます

 以前のメガドライブにはなかった機能として、1ゲームにつき4ヵ所まで中断セーブができるようになりました。

セーブ箇所は、サムネイルで確認できます

 最近のゲーム機では、ゲームのダウンロード、セーブデータ、スクリーンショットや動画などにより、ストレージ容量が圧迫され、それを自分で管理する必要がありますが、メガドライブミニでは「設定」項目にストレージ容量を確認する項目がありません。

 システムとファームウェア、42タイトル分のセーブデータのみを保存する容量があれば済む仕様のようなので、そうした確認項目が必要なく、ユーザーは容量を気にせず遊べるということなのでしょう。

 中断セーブができるようになったことで、かつて難しくてクリアできなかったゲームも、直前からやり直して挑戦し続けることで、クリアできるようになるといったメリットがあります。発売当時、どうしてもクリアできなかった、「ゲームは1日1時間」という親からのプレッシャーからクリアに至らなかった、という悔しい思いをした人にこそ、この中断セーブ機能でゲームをクリアして欲しいですね。

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