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働く!おすすめ周辺機器レビュー 第2回

HyperX「Cloud Revolver S」でワタシの耳ステータスが激上がり

PS4ですぐ使える高性能ゲーミングヘッドセットが凄い!

2019年06月25日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●アスキー編集部

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Cloud Revolver Sに替えたら「監督官」を二度達成!

 筆者がプレイしていて具体的に感じたことを。Fallout 76のバトロワプレイ中において他プレイヤー(仲間、敵問わず)が出す足音を耳にして、目視以外でも予想をしながらの行動ができるようになった。また、銃撃戦の音から戦闘が行われている方向、つまり敵のいる位置を把握する必要があるのだが、その方向の察知が早まった。

 そしてマイクについて。Fallout 76のバトロワモードでは、チーム内にのみ音声チャットが許可されていて、外国人プレイヤーに利用者が多く、今のところ日本人プレイヤーでマイク、音声チャットを利用している人とパーティを組んだことはない。他プレイヤーもあまり使っている人は少なく、ゲーム内では身振りと雰囲気でプレイを進めて行くことが多い。

 しかしレビューのため、と意を決してゲーム内で音声チャットを使ってみた。と、自身の音声はヘッドセットから聞こえてこないので、相手にどのように伝わっているのかは把握できなくもどかしい。しかし拙い英語でチームに指示というか情報を提供してみたりすると(「回復アイテムをくれ」だの「50mmのAMMOはないか?」だの「向こうに敵だ」などなど)、どうもそれは伝わっているようだ。

 念のため、とPS4の設定画面で「マイクレベルを調整する」からマイク音を確認してみた。この設定画面ではヘッドフォンから自分のマイクの音声が0.3秒ほど遅れて聞こえてくるのだが、そのぐらいの遅延がゲーム内で発生している可能性はありそうだ。そして設定では、デフォルト設定で調整することなく普通につぶやく程度で適正な音量で音声が拾われていた。ゲーム中でも大声で話す必要はなさそうだ。拾われている音声にノイズもない。

PS4のマイク設定。特に調整しなくても、塩梅のイイ感じでマイクが音声を拾ってくれる

 また、背後で別のスピーカーから音楽を流してみたのだが、その音についてはマイクは拾わなかった。指向性が高いマイクであるのだろう。逆にマイクアームを口や鼻に近づけすぎてしまうと、呼吸音をモフモフと拾ってしまうこともあり、適度な位置調整は必要だ。

 ともかく、Cloud Revolver Sのヘッドフォンもマイクも筆者がプレイしたFallout 76のバトロワモードにおいては、これまで使っていたどうでもいいヘッドフォン(マイクなし)に比べれば、まさに効果的だったと言わざるを得ない。なんといっても、Cloud Revolver Sを使用していた短期間のうちに2度も「監督官」(PUBGでいうところの「ドン勝」を達成してしまったのだ。

Cloud Revolver Sの試用中に「監督官」を達成! これも「Cloud Revolver S」のおかげだ。写真がブレているのは、うれしさのあまり小躍りしていたため

ドン勝(相当)を目指すライトゲーマーこそ装着すべき!

 ということで、PS4でヘッドセット周りを強化したいなら、Cloud Revolver Sは適切な一手と言えるだろう。7.1chは疑似とはいえサウンド環境を大きく進化させ、ゲームプレイの質を高めてくれる。ノイズの乗りにくいマイクもまたしかりだ。

 何より面倒な手順は不要で、接続してすぐさま高音質のヘッドセット環境を利用開始できるのはまさに正義と言えよう。ガチゲーマー勢はもちろんだが、筆者のようなライトもライトなゲーマー勢にも、このサラウンド環境を味わってほしいもの。ドン勝(筆者の場合は「監督官」だが)を目指す多くのゲーマーにオススメしたい。

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