モバイルノートの薄型・軽量は当たり前な時代、トレンドとデザインでマシンを選ぶ!
編集部八尋がオススメ! カッコいいデザインに惚れた! 超狭額ベゼルで動画の没入感すごい13.9型ノートPC
2019年06月18日 11時00分更新
私事ですが、2019年1月に初の海外出張としてCES 2019に取材に行ってきました。驚いたのは、各PCメーカーなどがホテルの一室やレストランを貸し切って最新の製品の展示や発表会を実施していることで、ブースからブースへの移動がホテル間の移動となるため、ほとんどがタクシー移動でした。最新の製品に触れることができてワクワクしたのですが、その反面結構大変でした。
2019年、PCメーカーはディスプレー周りを強化した
そんなCESの取材をしていて気づいたことが1つあります。それは、今後各PCメーカーがトレンドとして取り入れようとしていることに共通点があったからです。それは、ディスプレーの狭額ベゼル化と品質強化です。
では、なぜ各メーカーがこぞってディスプレーを強化しだしたのか。それは、NetflixやAmazonプライム・ビデオに加え、動画実況配信などウェブ動画コンテンツの発展により、海外ではノートパソコンで映像を楽しむ時間が増えたからなのだそうです。たしかに、映画でノートパソコンの前で作業していたり、友人とビデオチャットしたり、動画を閲覧するというシーンというのは、現代をあつかう作品では結構見かけますよね。
あと、これは個人的にですがモバイルノートがより格好よくなっているなと取材をしていて感じました。薄型のボディーに狭額ベゼル、一昔前は薄くてカッコいいマシンといえばMacBookというイメージでしたが、いまはWindows機でも「これカッコいいな」と思うマシンがたくさんあります。
ディスプレーのほとんどが画面
そんな中、2019年のトレンドを取り入れたマシンの中で、私が個人的にひときわカッコいいなと思うマシンが、ASUSの「ZenBook S13(UX392FN)」です。
ZenBook S13は、画面占有率95%というディスプレー部ほとんどが画面の、約3.5mmの超狭額ベゼルを採用しています。上部中央のカメラ部分だけすこし出ており、これにより上部のベゼルもかなり狭くなっています。ディスプレーの観ている部分ほぼ画面ですから、動画を観ているときの没入感がすごいです。
モバイルノートで没入感と言われても……と思う方もいるかもしれませんが、1度店頭でYouTubeの動画などをチェックしてもらえると、私の言いたいことはわかってもらえると思います。疲れたときにYouTubeで「沖縄」と調べて、綺麗な景色をぼーっと眺めたりしています。ちょっと1週間くらい姿をくらませていいですか……(沖縄行きたい)。
またsRGB100%なので写真編集などもOKです。本機にはGeForce MX150が搭載されているので、LightroomやPhotoshopなどでの軽い作業であればサクサク動きます。
そのほか、本機にはASUSの音の専門家とharaman/kardonが協力して開発したステレオスピーカー2基とサラウンドサウンドエフェクトが搭載されています。歪みを最小限に抑えたというクリアなサウンドで、映画や音楽が楽しめます。私はちょっと動画観たい、YouTubeなどで音楽を流したいというときは、自宅でも結構ノートパソコンを使います。モバイルノートパソコンで音にもこだわっているのは、ありがたい部分です。
狭額ベゼルになったことの恩恵は、没入感だけではありません。13.9型というほぼ14型のディスプレーを、13.3型クラスのボディーに搭載し、ディスプレーのサイズは大きく、ボディーはコンパクトな1台を実現しているのです。しかも、高さは約12.9mmと薄く普段使っているバッグにもするっと入りました。
毎日持ち運ぶならカッコいいマシンがいいじゃない
今や各メーカーの企業努力により、薄くて軽いマシンがかなり増えました。どれを選んでもモバイルに便利で、後は自分のお財布と用途に必要なスペック、好みになってくるかと思います。私が毎日モバイルするノートパソコンで選ぶ基準として重要にしているのは、かっこよさです。モバイルですから、自宅や会社だけでなく、外でも使います。そんなときに、ノートパソコンがカッコいいだけでちょっと自慢気な気分になります。スタバでMacBookを開くというのを、Windows機で実現するいったところでしょうか。
ZenBook S13を箱から出してパッとみたときのかっこよさは、ここ最近でもずば抜けていると感じました。ユートピアブルーと呼ばれる青みがかったシルバーという色も好みだし、天板に施されたロゴを中心に年輪のような加工をするスピンメタル仕上げ、銀色に輝くASUSのロゴなど、個人的に「これ好き!」と感じる部分が多いデザインです。もちろん、狭額ベゼルというのも、かっこよさの1つにあげられるポイントです。
また、かっこよさとは別に重視しているのが、キーの大きさ。毎日使うノートパソコンだと、どうしても幅をしっかり確保しておいてほしいのキーがいくつかあります。モバイルノートパソコンだと、サイズの問題から小さかったり、場所が変更されていたりして、慣れるまでに少し時間がかかるモデルもあります。本機の場合は、キーのサイズのバランスがよく、左シフトやエンターキーなど、原稿を書くときによく使うキーも小さくないので、すぐに慣れることができました。
MX150でライトゲームがサクサク動く
そして驚きなのが、ZenBook S13はこの軽さ薄さで、GeForce MX150を搭載しているという点です。さすがにGTXやRTXと比べるとパワーは落ちますが、「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」を高品質ノートPC、フルスクリーン、1920×1080ドットで計測してみたところ、4629(快適)という結果になりました。軽めのMMORPGやブラウザーゲームくらいであれば快適に遊べます。
GPU以外の主なスペックは、Core i7-8565U、16GBメモリー、512GB SSDという構成です。価格は21万6214円とそれなりにしますが、メインで使うモバイルノートパソコンは、毎日使用するし1台買えば数年は使いたいところですので、ストレスなく作業できるスペックがあったほうがいいです。
GeForce MX150に加え、取材で撮影した写真の編集などもするため、メモリーが16GBなのも個人的にはうれしいポイントです。そろそろ仕事やプライベートで使うモバイルノートパソコンの買い替えを検討しているのであれば、トレンドをバッチリ抑えてデザインもカッコいいZenBook S13を検討してみてはいかがでしょうか。
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