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エデュケーション@プログラミング+ 第17回

技術だけでなく、「表現する力」を評価

第4回「全国小中学生プログラミング大会」、7月1日から募集を開始

2019年06月20日 15時00分更新

文● プログラミング+編集部

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 小学校におけるプログラミング教育の必修化が来年度に迫り、ますます関心が高まっている子どものプログラミング。全国小中学生プログラミング大会実行委員会(主催:株式会社角川アスキー総合研究所、株式会社UEIエデュケーションズ、NPO法人CANVAS、共催:株式会社朝日新聞社)は第4回全国小中学生プログラミング大会の開催を発表しました。

プログラミング熱の高まりとともに応募数も増加中!

 本大会はプログラミングを「表現する力を身につけるために学ぶもの」と考え、子どもたちがプログラミングで自分の考えを表現し、楽しく競える場を作りたいという思いから、2016年に第1回がスタート。2018年の第3回では全国各地の小中学生から282点の作品が寄せられ、 第2回の167作品を大幅に上回る作品数が選考の対象となりました。

第3回グランプリとなった三橋優希さん(当時中3)の『つながる。』。河口洋一郎審査委員長は「もうすぐ学校でのプログラミング教育がはじまりますが、この授賞式はその今後を占うようなものになったと思います」とコメントした。

 第1回から第3回までは「ロボットとわたしたち」、「こんなのあったらいいな」、「こんなせかいあったらいいな」と大会テーマが設けられていましたが、今回からより自由な発想で創作できるようにテーマがなくなりました。自作のオリジナル作品で、PC・スマートフォン・タブレットで動作するプログラムやアプリ・ゲーム・ムービーなどのソフトウェア、ロボット・電子工作などのハードウェアであれば、使用言語や作品形式は問われず、審査は、「発想力」「表現力」「技術力」を基準に行われます。

 応募期間は2019年7月1日(月)から9月2日(月)まで。10月20日(日)に東京・秋葉原コンベンションホール等で、最終審査会と表彰式を行う予定となっています。

 また昨年に続き、今大会も「U-22プログラミング・コンテスト」と連携。最終審査会や表彰式を同日、同じ場所で実施するほか、プログラミング関連イベントなども予定されています。

JJPCとU-22の合同企画として開催されたパネルディスカッション「IT×教育 質問・相談室」の様子。


第4回全国小中学生プログラミング大会 概要

■主催:全国小中学生プログラミング大会実行委員会(株式会社角川アスキー総合研究所、株式会社UEIエデュケーションズ、NPO法人CANVAS)
■共催:株式会社朝日新聞社
■後援:文部科学省 総務省 経済産業省(いずれも予定)
■協賛:株式会社グルコース さくらインターネット株式会社 株式会社日本HP 株式会社ツクモ
■実行委員:遠藤諭(株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員)
      福岡俊弘(株式会社UEIエデュケーションズ 代表取締役社長)
      石戸奈々子(NPO法人CANVAS 理事長)
■審査委員長:河口洋一郎(東京大学名誉教授、アーティスト)
■審査員:金本 茂(株式会社スイッチサイエンス 代表取締役)
     林千晶(ロフトワーク 代表取締役)
     増井雄一郎(株式会社トレタ CTO)
     松林弘治(エンジニア/著述家、鮮文大学校 グローバルソフトウェア学科客員教授)
■大会サイト:http://jjpc.jp/
■参考リンク:U-22 プログラミング・コンテスト(http://www.u22procon.com/
■募集内容:PC・スマートフォン・タブレットで動作するプログラムや、アプリ・ゲーム・ムービーなどのソフトウェア、ロボット・電子工作などのハードウェア。いずれも使用言語や作品の形式は問いません。ただし、すべてオリジナルでプログラミングしたもの、または自身による改良に限る。
■審査基準:「発想力」「表現力」「技術力」
■応募資格:日本国在住の、6歳以上15歳以下(2019年4月1日時点)の小学生・中学生。グループで応募する場合は3人以下。応募は1人(または1グループ)何作品でも可能。
■応募費:無料(応募までにかかる費用は自己負担)
■表彰:賞状および副賞
■応募開始:2019年7月1日(月)
■応募締切:2019年9月2日(月)
■応募詳細:大会サイト(http://jjpc.jp/)を参照。

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