このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

ベンチマークで性能をチェック

Core i3にNVMe SSD、リーズナブルだがポイントおさえた15.6型ノートPC (2/2)

2019年06月01日 10時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

長時間の会議や打ち合わせでも安心

 ビジネスシーンでは、出先での打ち合わせやプレゼン、社内での会議、移動中の文書作成など、電源のない場所でパソコンを使用する機会が少なくない。そんなときに気になるのがバッテリーの持ちだ。New Vostro 15 5000はバッテリー駆動時間が公表されていないが、いったいどのくらい持つのだろうか?

 そこで、バッテリーベンチマークソフト「BBench」を使ってバッテリー駆動時間を計測してみた(電源プランを「デル(推奨):より良いバッテリー」、画面の明るさを「40%」に設定。BBenchは「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」に設定し、満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計っている)。

 結果8時間27分と、おおよそ8時間半程度の駆動が可能だった。出先で文書やメールを作成したり、ウェブで調べものをしたりするには十分な長さだ。ちなみに、本機の場合はACアダプターも小型・軽量(実測で158g、電源コードを含めると262g)なので、一緒に持ち歩いてもそれほど負担にならない。出張や旅行の際も気軽に持ち運ぶことができるのはありがたい。

デルの「New Vostro 15 5000」。洗練されたデザインとコストパフォーマンスのよさが魅力的だ

 New Vostro 15 5000ベーシックモデルは、NVMe SSDを搭載しながらリーズナブルな価格で購入できるのが魅力の15.6型ノートパソコン。あえて弱点を探せばメモリーが4GBと少なめなことだが、SSDが高速なのでメモリーが不足するようなシーンでも体感的にはそれほど遅いと感じない。もちろん、上位モデルを選べばより快適な作業環境が手に入るが、普段使いならベーシックモデルでも十分満足できるはず。手頃な価格の高性能なノートパソコンを探している人は、ぜひ注目してみてほしい。

試用機の主なスペック
機種名 New Vostro 15 5000(ベーシックモデル・SSD搭載)
CPU 第8世代 Core i3-8145U(最大3.9GHz)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620(CPU内蔵)
メモリー 4GB
ストレージ 128GB M.2 PCIe SSD
光学ドライブ
ディスプレー 15.6型ワイド(1920×1080ドット)
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)+Bluetooth
インターフェース USB 3.1 Type-C(DP/PowerDelivery)、USB 3.1×2、USB 2.0、HDMI、有線LAN端子、ヘッドフォン/マイクコンボジャック、ウェッジ型ロック・セキュリティスロット、SDカードリーダー
OS Windows 10 Home(64bit)

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

ASCII.jpおすすめパック
製品ラインナップ
インテルバナー