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COMPUTEX TAIPEI 2019レポート 第16回

Cooler Master、新作Mini-ITXケースやファン取り外し可能な電源ユニットなど展示

2019年05月29日 15時00分更新

文● ジサトラショータ

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VGAホルダー標準付属のPCケースや静音モデルも

「MASTERBOX CM694」

3.5インチと2.5インチストレージを同時に活用できるトレイ

横から挟み込むように使えるVGAホルダーを標準搭載

USBポートのキャップなども付属する細かな気配り

 「MASTERBOX CM694」は、同社の人気製品「CM 690 III」の後継にあたるモデル。3.5インチHDDと2.5インチSSDを同時に装着できる新開発のトレイ、グラフィックボードを横から挟み込んで支えるVGAホルダーなどの新機能を採用するほか、近年は搭載モデルが減少傾向にある5.25インチベイを2つ備えるなど、拡張性を重視したモデルとなる。ドライブベイを取り外すことで、大型のラジエーターやグラフィックボードの搭載も可能だ。サイドパネルはスチール製とガラス製を選択可能とのこと。国内では、年内の発売を予定しているようだ。

「MasterCase H100」

ATX電源ユニットを搭載可能

天面に持ち運び用のくぼみが

 「MasterCase H100」は、フロントに20cmサイズの冷却ファンを搭載したMini-ITXケース。ATX電源を搭載可能なほか、天面部分には持ち運び用のくぼみが用意されており、ちょっとした移動も容易なため、LANパーティーなどへの持ち込みに便利だろう。こちらも国内では年内の登場を予定している。

「SILENCIO S400」

天面にはSDカードスロットがある

 MicroATXサイズの「SILENCIO S400」およびATXサイズの「SILENCIO S600」は、名前の通り静音志向の新作PCケースだ。フロント部分に吸音材を貼り付けるなどして静音効果を高めているほか、クリエイター向けを意識し、天面にSDカードスロットを備えているのも特徴。国内での登場は2019年内となる予定だ。

Mini-ITXのコンセプトモデル

グラボが天面から見える

 加えて、Mini-ITXのコンセプトモデルも展示されていた。天面及び側面(片側のみ)に強化ガラスパネルを採用しており、魅せるPCとしての側面が強いモデルだ。グラフィックボードを天面から見せるため、マザーボードが倒立配置になっているのが大きな特徴だろう。

一体型の3連ケースファンやゲーミングデバイスなども展示

アーケード筐体のようなゲーミングシート。ディスプレーやキーボードデスクは電動で上下左右に移動でき、好みのポジションを自由に探せる、まさに最強のゲーム環境だろう。ちなみにディスプレーは同社が自社開発したものを使っているとか

PCデスク「GD180」。電動で昇降が可能なデスクで、複数のサイズがラインアップされている。日本でも展開する可能性があるようだ

Qi充電に対応したゲーミングマウス「MH670」。なお、Qi対応マウスパッドなどは今のところ用意していない様子

ロープロファイルのCherry MX軸を採用した、自作キーボードのような外観の「SK」シリーズ

左手用のゲーミングデバイス「ControlPad」。Gateron軸とCherry MX軸の2モデルが展示されている

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