ユニバーサルがキーワード
また「現在ANAが提供するアバターは、人間の五感のうち、見る、聞く、触るという三感を使って、時空を超えた移動ができるようになっている。だが、四感目、五感目を使った、もっと高度なアバターができないかと考えている」と、今後の進化についても語る。
さらに「来年は東京オリンピック/パラリンピックが開催される。そこにおけるキーワードは、『ユニバーサル』になる。日本がどこまでユニバーサルになれるかが鍵である」と前置きし、
「そのためには、オープンイノベーションによるSociety5.0の実現が不可欠となる。日本では、環境問題や地方創生への取り組みが求められている。ANAは、こうした社会的問題への対応や、SDGsへの貢献という点から、なにかできないかという想いで、サービスを開発している。
5月から令和の時代が始まる。元号に込められた意味のように、美しい調和によるデジタルトランスフォーメーションによって、超スマート社会の実現に貢献したい」とコメントした。
初のDXグランプリ受賞企業として、DXの取り組みを通じて、企業改革だけでなく、社会改革を進めていく姿勢を強調したANA。これからの変革への取り組みにも注目される。
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