森林モーターショー
盛田 諒です。2歳児くんの親をやっています。保育園10連休すなわち家事育児10連勤という佳境を無事乗りきることに成功しました。疲れきりました。休みたいです。ニュースで「連休は何を?」と聞かれて「ずっと家にいて勉強をしてましたね」とキリッと答えている男子を見て「ずっと家にいられるのか!」「邪魔されず本が読めるのか!」と意識の低いやっかみを抱きつつ令和の日常が始まりました。親業に勤しまれているすべてのみなさま本当にお疲れさまでした。
基本的には妻と2人で2歳児くんと過ごすのですが、連休中も妻が仕事に行く日はフルタイムワンオペです。優しい妻から「休んでいていいよ」と許可をもらって全日休めた日は午前中バードウォッチングをしただけで早々に体力が尽き、近所のファミレスにふらふら行って、ビールとポテトを頼んでニンテンドースイッチのゼルダをやっているだけで終わりました。意識の低さが限界まで来ていますが、こんな日がなかったら連休明けにぶっ倒れていたことは間違いないです。
連休中はいろんな施設が休みなので「しまった」ということも多かったです。病院が休みで病気やケガができない緊張があり、公共施設が休みで児童館などが使えず、雨の日に屋内で遊べる施設を探すのも地味に厄介でした。家で遊んでいると「お父さんもやって」に答えているうちに体力が速攻で尽きてしまうので、子どもが自分で遊べるおもちゃや遊具がある屋内施設が重宝するのですよね。
ちょっと話がズレますが、「子どもと遊ぶのに飽きたり疲れてしまうことに罪悪感がある」という話を聞いて、「飽きたな~~」とか「疲れたな~~」と思ってしまうのは別に悪いことではないのではないかなと思いました。「子どもはかわいいけど1人の時間が欲しいわー」と思うのは普通のことで、その気持ちをおさえるとつらくなってしまいそうです。自分自身も屋内施設で、木製の自動車で遊んでいる2歳児くんを見守りながらゼルダの世界に思いを馳せていました。
疲労感満載の10連休を通じて、普段子どもを預かってくれている保育士のみなさん本当にありがとうございますという気持ちも高まりました。子どもたちを毎日のように公園や海や山へ散歩に連れていく大変さが泣くほど分かります。みなさんが子どもたちの安全を第一に考え、安全指導をしてくれたおかげで2歳児くんは「クルマ来たよ」といって道の脇によけられるようにもなりました。10連休でヘトヘトになりましたが、保育士のみなさんが少しでもリフレッシュできたならそれでいいかなという気持ちになっています。ただもうしばらく10連休はいいかな……盛田 諒でした。
書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)
1983年生まれ。2歳児くんの保護者です。Facebookでおたより募集中。
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