「Apex Legends」もプレイできるRX 570 8GB
ビデオカードのMSI「Radeon RX 570 ARMOR 8G」は、MSIおなじみのデュアルファン仕様のVGAクーラーを装備しているので、冷却面に不安はない。また、実機を試したところ、ファンノイズも小さかったので安心だ。
今でこそ1万7000円台だが、2018年の発売当初は4万円台だったミドルハイGPUとなるRadeon RX 570だけあって、パフォーマンス面に不安なし。
使用したパーツのメーカーは異なるが、同スペックと言えるRyzen 5 2600XやRadeon RX 570 ARMOR 8G、ASRock製マザーボードのB450M Steel Legend、DDR4-2666 8GB×2、2.5インチSSDで、実際に試してみると「レインボーシックス シージ」や「フォートナイト」はもちろん、「Apex Legends」、「バイオハザード:RE2」、「デビル メイ クライ 5」、「ファイナルファンタジーXIV」といったゲームタイトルを十分快適にプレイ可能だった。
フルHD、最高描画品質で各ゲームを試すと、最小フレームレートこそ60fpsを下回ることがあったが、平均は60fpsをオーバー。描画品質を落とせば、最小も60fpsを十分維持できるパフォーマンスを示している。また、高リフレッシュレート駆動のゲーミング液晶との組み合わせも十分でき、フォートナイト、レインボーシックス シージは“低”描画設定にすることで、144fps前後を維持してプレイできる。
定番の高コスパPCケースや電源ユニットを選択
そのほかのパーツは、SSDにCFD販売の格安2.5インチSSD「CG3VX」シリーズの容量480GBモデル「CSSD-S6B480CG3VX」をチョイス。PCケースは低コストPC自作のド鉄板PCケースと言えるThermaltake「Versa H26」で、電源ユニットには80PLUS BRONZEだが、セミプラグイン仕様かつ一部ケーブルにフラットタイプを採用するコスパグッドな玄人志向「KRPW-BK650W/85+」が選ばれている。

この連載の記事
-
第112回
PCパーツ
【今月の自作PCレシピ】モンハンワイルズ駆け込み自作、RTX 4070搭載で20万円以下の小型PC -
第111回
PCパーツ
【今月の自作PCレシピ】コネクターも白で統一! 特徴的な八角柱デザインのPC自作に挑戦してみよう -
第110回
PCパーツ
【今月の自作PCレシピ】はじめてのPC自作でも大丈夫! ピラーレスゲーミングPCを組もう -
第109回
PCパーツ
【今月の自作PCレシピ】魅せる、高冷却、組みやすいNZXTの最新PCケースではじめての自作に挑戦 -
第108回
PCパーツ
【今月の自作PCレシピ】モンスターハンターワイルズが遊べる性能のゲーミングPC -
第107回
PCパーツ
【今月の自作PCレシピ】組み立てマニュアル付き! 自作初心者向けゲーミングPC -
第106回
PCパーツ
【今月の自作PCレシピ】絵師でもあるアーク野澤さんが欲しいVRChatも視野に入れたクリエイターPCレシピ -
第105回
PCパーツ
【今月の自作PCレシピ】Socket AM4で組む予算を抑えたゲーミングPC -
第104回
PCパーツ
【今月の自作PCレシピ】10万円で組める! 「DeskMini X600」をベースにしたメインでもサブでも使える極小PC -
第103回
PCパーツ
【今月の自作PCレシピ】ゲーム特化CPUとピラーレスケースで組む旬なPC -
第102回
PCパーツ
【今月の自作PCレシピ GW特別編】ドスパラ限定ケースでパステルカラーの”かわいい”PCを組もう - この連載の一覧へ