日本エイサーは4月24日、31.5型4Kパネル搭載する「ET322QKCbmiipzx」を発表した。販売開始は4月25日からで、想定価格は6万3000円前後。
広い明るさの幅で自然な色を表現できる技術「DisplayHDR 600」を採用。色域はカバー率99%、BT.709準拠なので、色域調整がフルでできるという。
HDR10に対応しているので、明るいシーンは自動で明るく調節。暗部はブラックを濃いブラックのままに調整し、影に隠れる細部の輝度を大幅に向上できる。FPSゲームなどをプレイする際は、暗いシーンで視認性が高まるので、ゲーム展開を有利になるという。
6軸カラー調節機能は、従来の「レッド(R)」「グリーン(G)」「ブルー(B)」にくわえ、「シアン(C)」 「マゼンタ(M)」「イエロー(Y)」の彩度、色相もそれぞれ調節できる。
画像を描画するのに必要な色を10億7000万色で表現するので、暗部から明部まで滑らかなグラデーションで再現可能。写真のレタッチや画像データの編集など、色を厳密に調整したい場合や、微妙な色彩の階調を正確に再現したい場合に最適とのこと。
同時表示機能を搭載しており、2つの画面を1台に同時表示できる「ピクチャー・イン・ピクチャー」と「ピクチャー・バイ・ピクチャー」機能を搭載。サブ画面表示で気になるテレビ番組を見ながら作業したり、2つの資料を並べて効率的な作業ができる。
目の疲れや不快感、頭痛等の症状を引き起こす原因になると言われているフリッカー(画面のちらつき)現象を抑える「フリッカーレス・テクノロジー」を搭載した。
眼精疲労の要因になるブルーライトを軽減する機能も採用している。OSDメニューの設定で、ブルーライト透過率を4段階(80%、70%、60%または50%)で調節できる。非光沢パネルによって、内外光の反射を軽減し、映り込みも少ないので、長時間の作業でも目の疲れを緩和できるとのこと。
4Kテレビ放送に対応するHDCP2.2サポートのHDMI 2.0入力端子を搭載。対応チューナーに接続することで、4Kテレビ放送を表示できる。DisplayPort v1.2入力端子やUSB 3.0、ヘッドフォン端子なども搭載。
表示領域は698.4×392.8mm。画素ピッチは0.181mm。色再現性は95%。可視角度は水平178度、垂直178度。輝度は400cd/平方メートル(標準)、600cd/平方メートル(HDR600モード、ピーク時)。コントラスト比は最大1億:1(ACM)、通常3000:1。応答速度は4ms(GTG)。サイズは幅729.7×奥行き237.5×高さ529.4mm。重量はスタンドありが7kgで、スタンドなしは5.94kg(台座含む)。