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ノートPCでもGTX 16シリーズが投入される

GeForce GTX 1650発表、2万円台前半が主力のTuring世代

2019年04月23日 22時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集●ジサトライッペイ

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 2019年4月23日(日本時間)、NVIDIAは「Turing GTX」ベースの新GPU「GeForce GTX 1650」及びGTX 1650/1660/1660 Tiを搭載したノートPCの情報を発表した。

 Turing GTXとは、2019年より順次投入が始まった「GTX 1660 Ti」や「GTX 1660」、つまり「GTX 16シリーズ」のことを指す。DXRのハードウェアアクセラレーションやDLSSに対応しないかわりに、コストを下げた製品群のこと。ここ数年のNVIDIAの命名法則と照らし合わせると、型番末尾50番台の製品はミドルレンジの中でもエントリークラスを意味するので、GTX 1650もこれにならった立ち位置の製品となる。つまり、価格勝負の製品だ。

 そのGTX 1650の価格だが、北米では149ドル以上で販売される。また、日本国内では税込み2万~2万4000円がボリュームゾーンになる見込みだ(筆者予想)。

 今回のGTX 1650もFounders Editionは存在せず、AICパートナーからの製品のみが流通する。今回運良くASUS製のハイエンドモデル「ROG-STRIX-GTX1650-O4G-GAMING」を入手できたので、その概要をお届けしたい。

今回入手した「ROG-STRIX-GTX1650-O4G-GAMING」。原稿執筆時点では価格や発売時期は未定とのことだが、補助電源があるOCモデルであることからGTX 1650搭載製品の中でも上位にあたる存在であることは確かだ。

GTX 1650の公式スペックはこの後解説するが、今回入手したカードのスペックはこちら。ただし、公式リリース前の資料なので若干変更が加わるかもしれない点はご了承いただきたい。

ASUSはGTX 1650搭載カードを3モデル投入予定。レビュー機材として提供された最上位モデルのみ、原稿執筆時点では発売日不明となっている。残り2製品については後述する。

実は今回NVIDIAが一番力を入れているのはGTX 16シリーズ搭載のノートPCだ。Maxwell世代のGeForce搭載ノートPCではそろそろ厳しくなってきたゲーマーのアップグレード先にするのが狙い。

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