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「HUAWEI P30 Pro」はカメラ以外の性能もトップクラス

2019年04月04日 12時00分更新

文● 中山 智 編集●ASCII編集部

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文句ナシのカメラ機能を改めておさらい

 注目のカメラ性能は、超広角が約2000万画素/F2.2で35mm判換算16mm、広角が約2000万画素/F1.2で同27mm、望遠が約800万画素/F3.4で同125mm(発表会公表値。撮影データでは135mmとなっており現在ファーウェイに確認中)。

 カメラアプリのインターフェースでは、超広角が0.6倍で広角が1倍。望遠は5倍が当てはめられている。さらに10倍のボタンも用意されており、デジタルズームで270mm相当。さらにスラーダーを動かすと約50倍までデジタルズームが可能で1343mm相当となる。

背面に3つのカメラレンズを1列に配置

いちばん下が望遠で真ん中が広角、一番上が超広角のレンズ

カメラアプリのボタンで倍率をワンタップで切り替えられる

 さらに今回はセンサーにも他社にはない工夫がなされている。前モデルの「HUAWEI P20 Pro」では、カラーセンサーとモノクロセンサーを組み合わせることでより明暗差を精細に取り込み、暗い場所での撮影などに威力を発揮していた。今回のHUAWEI P30 Proでは、モノクロセンサーは搭載していないが、広角で使用するメインのセンサーでは一般的な「RGGB(赤、緑、緑、青)」というフィルター配列ではなく、「RYYB(赤、黄、黄、青)」という配列を採用している。

「RYYB(赤、黄、黄、青)」のフィルターを使ったセンサーを採用

 G(緑)よりもY(黄)のほうが光の透過率が高いため、ファーウェイによると40%以上の光量が取り込めるようになるとのこと。もちろんG(緑)のほうが色の再現性は高いため、RYYBフィルターのセンサー単体では色の再現性は落ちる。ただし超広角と望遠ふたつのセンサーは従来通りのRGGBフィルターを採用しており、最終的にはすべてのカメラセンサーのデータをコンバインして処理をしているので、色の再現性も担保されているわけだ。

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