GIGABYTE、IPSパネルの144Hzゲーミング液晶を国内で発表
豊富な独自機能
AD27QDには、独自のゲームアシスト機能が数多く内蔵されている。そのひとつが「エイムスタビライザー」だ。FPSゲームでは、発砲時の反動により画面がぶれたり不明瞭になるが、エイムスタビライザーを使用すると、はっきりした視覚を確保できるという。これは画面の波長を監視し、波長が極端に変化しないようにバックライトで補正することで実現しているとのこと。
ほかにも、画面に照準を表示する「クロスヘア」、マルチモニター環境での位置合わせを支援する「アライメント」などの機能が内蔵されている。
使い方によってはかなり効果を発揮するのが、オンスクリーンのタイマーとカウンターだ。タイマーはゲームの経過時間を追跡する。カウントアップ、カウントダウンどちらにも対応する。カウンタはゲーマーが対戦相手の小道具の使用または任意のカウント情報を計算するのに役立つ。
ユニークかつ便利な機能が「AORUSダッシュボード」だ。これはオンスクリーンで、PCの状態をリアルタイムで表示するもの。全画面でゲームや動画を開いていても、CPU/GPUの温度や使用率がひと目で確認できるので、PCの負荷が気になる人ほど手放せなくなるはずだ。
また、OSD補助機能を使用すると、キーボードとマウスを使って表示オプションを設定できる。ディスプレーに装備されている操作ボタンをポチポチ押して設定を直すのは時にはストレスになることがあるが、マウスとキーボードでリアルタイムに反映させながら設定できる。
アマチュアをプロゲーマーに育てる
製品のほかにも、プロゲーマーを育成するプロジェクト「AORUS EAGLETS COMUMUNITY」が発表された。これは部活やクラブ活動に近いコンセプトで、コミュニティー内でチームを作成し、プロリーグを目指すというもの。少しでもeSportsの世界に飛び込むハードルを下げるのが目的だ。
その最初のチームが「AORUSワシノコ」であることが発表された。大阪電気通信大学の学生を中心としたチームで、チーム発足初のゲームタイトルは「レインボーシックスシージ」になる。アマチュアの彼らが、どれほど成長していくかを見守りたい。
参考出展のSSD
会場には、現在開発中のSSDが参考出展されていた。PCI Express接続のSSDで容量は1TBと512GBの2種類。カード側面にLEDを内蔵している。