このページの本文へ

モバイルユーザーは5年で7億人増える 米シスコが報告書発表

2019年03月13日 09時00分更新

文● 松本塁

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 米シスコは、2017年から2022年までの世界のモバイルデータトラフィックについて調査、分析した年次報告書「Cisco Mobile VNI Forecast for 2017 to 2022」を発表した。

 最新の予測では、モバイルトラフィックの年間実行レートが、予測対象期間が終了するまでにゼタバイトの大台に乗る見通しだという。2022年には、モバイルトラフィックはグローバルIPトラフィックの20%近くを占めるようになり、年間930エクサバイトに達する見込み。これは10年前の2012年に生成された全グローバルモバイルトラフィックの113倍以上に相当するとのこと。

 2017年のモバイルユーザー数は世界全体で50億人だったが、5年後には57億人に増加し、世界の全人口の71%を占めるという。また、2022年にはモバイル対応デバイスとIoT接続の数は120億個を超える見通し。さらにモバイルネットワークは80億台以上のパーソナルモバイルデバイスと40億個のIoT接続をサポートするようになるとのこと。

 グローバルモバイルネットワークの平均速度は8.7Mbps(2017年)から28.5Mbps(2022年)へ3倍以上向上し、5Gの導入で平均モバイル速度は地域によって大きく差がでるという。

 2022年のグローバルモバイルデバイス/M2M接続の割合は2017年と比較して、LPWA(Low-Power Wide-Area)ネットワークが1.5%から14%へ増加、2Gが34%が8%へ減少、3Gが30%から20%へ減少、4Gが35%から54%へ増加する見込み。新たに5G接続が全モバイル接続の3%以上を占めて、世界のモバイルデータトラフィックの12%近くを占めるようになると予測している。

 2017年の1ヵ月あたりのオフロードトラフィック(13EB)は1ヵ月あたりのモバイル/セルラートラフィック(12EB)を上回った。また、世界の全モバイルデータトラフィックを見ると、2017年に54%がオフロードされたが、2022年には59%がオフロードされる見通しとのこと。

 2017年と2022年の総IPトラフィックは、有線が48%から29%へ減少、Wi-Fiが43%から51%へ増加、モバイルが9%から20%へ増加する見込みで、世界全体のWi-Fiホットスポットは、2017年から2022年にかけて4倍に増加すると予測している。

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    実用化が楽しみすぎるスマート技術たち 「長距離ワイヤレス給電」から「室内向け太陽電池」「超音波センサー」まで

  2. 2位

    sponsored

    AIインフラ市場“一強体制”を崩せるか AMDが「Helios」で体現するオープン戦略とフィジカルAIのラストマイル

  3. 3位

    ITトピック

    IT技術者の約半数が「AIの進化で転職を意識」/これから起きるのは「SaaSの死ではなく変容」/バックアップ市場は堅調に成長、ほか

  4. 4位

    デジタル

    kintone MCP Server とは?現在提供されている3つの選択肢をフラットに比較

  5. 5位

    デジタル

    買い切り型クラウド「pCloud」がDX総合EXPOへ CEO来日で日本展開を加速

  6. 6位

    データセンター

    IOWNによるGPU分散インフラ「GPU over APN」実証環境を開放 NTTドコビジが全国8拠点をつなぎ提供

  7. 7位

    sponsored

    「IT機器が高すぎる」「熟練メンバー不在で分からない」… 情シスさんの“現場の悩み”をエンジニア3人に聞いてみた

  8. 8位

    ITトピック

    6.4万人の熱狂をAIが導く FIFA W杯全スタジアム「デジタルツイン」化が変えた観戦体験

  9. 9位

    Team Leaders

    AIエージェントが顧客対応から“恋愛相談”まで マッチングアプリwithのCSを変えたチャネルトーク

  10. 10位

    クラウド

    顧客企業のビジネスを動かす「基幹系AI」を実現する 日本オラクルの2027年度戦略

集計期間:
2026年07月12日~2026年07月18日
  • 角川アスキー総合研究所