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業界人の《ことば》から 第332回

東芝の白物家電が2年で黒字に 中国企業の強み生かし拡大

2019年02月28日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII

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東芝のDNAは守り抜く

 「もしかしたら、ソニーが家電を出すようなイメージかもしれない」と、小林社長はジョーク混じりにたとえながら、「東芝ブランドが持つ、安心や信頼といったイメージを白物家電でも活用したい」と語る。

 インド市場向けには、電子レンジや洗濯機、エアコンなどを投入する予定であり、この領域で、東芝ブランドイメージを構築するための投資と仕掛けが必要になる。

 「東芝ブランドの白物家電は、お客様中心のモノづくりをDNAとしてきた。東芝ブランドで展開する白物家電の専業メーカーとして、日本発のブランド戦略をグローバルで推進することで事業を成長させ、再びグローバルで輝く東芝ブランドになることを目指す」と小林社長は力強く語り、美的集団傘下においても、東芝の白物家電のDNAを守り抜くことを宣言する。

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