優勝はSunSister Suicider'sの頭上に輝く、世界戦での活躍も期待
MATCH 1では、どのチームも慎重な立ち上がりを見せる中、序盤でSunSister Suicider'sとPNG ADELIAEのプロチーム同士が激突。SunSister Suicider'sが1名を失いながらもPNG ADELIAEを撃破するも、一般参加のRNG5が終始いいポジション取りを展開し、最後まで全員が生き残りドン勝を獲得。2位にもWMTが食い込むなど、一般参加のチームが健闘を見せる結果となった。
続くMATCH 2では、ISG Albatross Bloomが船体を寄せて映画さながらの船上戦といっためったに見られない戦いを展開。終盤では、SunSister Suicider'sが撃ち合いの強さを見せ、粘っていたWMTを取り囲み勝利を収めた。WMTは2戦続けて2位に終わっているが、先の展開を読んだポジション取りが最終盤面まで繋がった。
SunSister Suicider'sとWMTが総合ポイント数を争い、それにRNG5が続く形となったMATCH 3では、下位チームがどのような巻き返しを見せるかが注目された。MATCH 3では、予選から上がって来た各チームが序盤からポジション取りを済ますという早い展開。SunSister Suicider'sがお手本のような動きを見せ、MATCH 2に続いてドン勝を獲得した。
MATCH 4では、序盤からSunSister Suicider'sが物資を獲得。しかし、安全エリアに恵まれず行き場をなくしたSunSister Suicider'sは苦しい展開。さらに、上位チームが続々と敗退していく中、DetonatioN Gaming Blackと思考行結 Disasterが最終盤面に3名と4名を残す直接対決となった。その中で、DetonatioN Gaming Blackが不利な状況を跳ね除け、見事ドン勝を果たした。
総合ポイントで優勝したのは、32キルというずば抜けた強さを見せたSunSister Suicider's。優勝チームのSunSister Suicider'sには、バンコクで行われる決勝戦の出場権が与えられ、そのほかにAcerのゲーミング向け27型モニター「KG271 Cbmidpx」、ゲーミングバック「PBG6AO」、Predator League 2019の公式ユニフォームが贈られた。
なお、2位にはWMT、3位にはRNG5が輝き、2位~5位までが一般参加のチームが占める結果。この結果は、日本のゲーマー層の厚さを感じ取れる形となり、プロチームだけでなく国内ゲーマーのレベルもかなり上がっていると言ってよいだろう。
SunSister Suicider'sのPUBGチームは、アタッカーのCrazySam選手、生粋のFPSプレイヤーであるCinve選手、オールラウンダーのgabha選手、ブレインのSabrac_選手で構成され、国内外の大会で上位入賞の実績を数多く持つチームだ。2月15日から行われる決勝ラウンドで、そのSunSister Suicider'sがどのような活躍を見せるかは要注目だ。少しでも結果を残せるようにがんばりたいと言うSunSister Suicider'sが、果たして世界に通じるかどうか、決勝ラウンドがかなり重要な大会になることは間違いない。2/15のGrand Finalまで待てない人、日本予選をまだ見ていないという人は、日本エイサーの公式Youtubeチャンネル(チャンネルはこちら)からアーカイブを視聴可能(アーカイブはこちら)なので、復習するのもいいだろう。