●iPhone日本でも不振か
日本で人気のアップル製品といえばやはりiPhoneだろう。アップルは具体的な数字を明らかにしていないが、キャリアの決算から浮かび上がってくる数字を見ると、なんとなく不調な感じが伝わってくる。
1月31日に発表されたKDDIの決算を見ると、2018年10〜12月の第3四半期に191万台のスマートフォンを販売しているが、昨年同期の販売台数は221万台だ。
同じ時期にも関わらず30万台も販売台数が減少しているのだ。
ちなみに2018年7〜9月の第2四半期の販売台数は173万台で、1年前は170万台だった。KDDIは2017年夏に分離プランを導入し、端末の割引がなくなりつつあるのだが、それでも9月までは前年を上回る販売台数を計上していた。
本来ならiPhone新製品を9月に発売するため、10月から12月は販売台数を稼ぐ時期とされている。昨年、この時期に販売台数が落ちているということは、iPhoneが思いのほか売れなかったということかもしれない。

この連載の記事
-
第263回
トピックス
「アクセシビリティは“人権”」アップルが40年間続ける取り組みとは -
第262回
トピックス
ソフトバンクとKDDIが“空の救助網” 雪山遭難、ドローンで発見 -
第261回
トピックス
スマホ5G“ミリ波”肩透かし 6Gは“センチメートル波”が鍵に -
第260回
トピックス
ドコモ苦戦 携帯3社、“値上げ”で明暗 -
第259回
トピックス
KDDI、通信品質で再び首位に ドコモとソフトバンクが不満「あの評価基準はおかしい」 -
第258回
トピックス
アドビ、AIで若年層開拓 “映える”画像を作りやすく -
第257回
トピックス
ドコモ経由の“NISAデビュー”増える マネックスか、SBIか、悩ましい選択に -
第256回
トピックス
KDDIドローン事業、9年目で軌道に乗る兆し 無人AIポート運用に成功 -
第255回
トピックス
楽天モバイル“値上げしない宣言”に他社が苦言 「自分たちでネットワークを構築しないくせに」 -
第254回
トピックス
クアルコム「Snapdragon」名称迷走 PC市場での認知施策が課題に -
第253回
iPhone
アップル新型「iPhone」全部比べた オススメはこれ - この連載の一覧へ











