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フェンダー新Bluetoothスピーカーはおしゃれで選んでも損はない

2019年01月26日 15時00分更新

文● 四本淑三

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DUOモードはYouTubeには不向き

 Bluetoothスピーカーとしての機能は、内蔵マイクを使った通話と、パネル上のボタンを使った選曲操作(再生一時停止、曲送り戻し)に対応。音声コーデックはAAC、aptXにも対応している。最新のBluetoothスピーカーらしく、動画再生時の遅延は気にならない。

 見どころは、2台のINDIOをワイヤレス接続して、同時に鳴らす「DUO」モード。他社製品では珍しくない機能だが、フェンダーでは初となる。これを使うために2台買うか、同じものを持っている友達を呼ぶ必要はあるが、もし2台揃った場合は、音のスケールが確実に広がる。

 DUOモードでは、モノラルで2台を鳴らす「PARTY」モードと、L/Rチャンネルを割り振ってステレオ接続する「STEREO」モードが選べる。ポイントは、2台接続しても音量やトーンコントロールは同期しないこと。各々バラバラに設定できるので、モノラルの場合はスピーカーを置く場所によって音量や音質を変えられるから、便利かもしれない。

 ただ、この手の機能で気になるのは、YouTubeのような動画再生時の音声遅延。やはり、この製品でも四分音符1つか2つくらい音声が遅れてしまう。残念ながら映画鑑賞やミュージックビデオの再生には向かない。

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