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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第162回

手持ちの空薬莢の大半が第二次世界大戦時のものでした

2019年01月20日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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半分以上が第二次世界大戦中のものでした

 .50Cal弾を発射するブローニングM2重機関銃は正式採用が1933年ととても古い銃ですが、作りが簡素なためか信頼性が高く、いまだに世界各国で作られ、使い続けられています。バリエーションも車両搭載型や航空機搭載型、艦船搭載型、地上用、対空用など多彩で、日本でも車載用や対空用としてライセンス生産されています。

 当然弾薬も昔から作られているため、手元にある空薬莢も新旧取り混ぜたものに……と言いたいところですが、なぜか第二次世界大戦のころのものがほとんどでした。そりゃ黒くもなりますよね。

 薬莢の底部にはメーカーと製造年の刻印が入れられています。一番多かったのはDMと打たれたもので、8個ありました。

通常弾の13個中、DMの刻印が入っていたものが8個もありました

 DMはアイオワ州にあったDes Moines Ordnance Plantのことで、Des Moinesはデモインと読みます。デモイン兵器工場といった感じですね。

比較的綺麗な2本は43年製、黒ずんでいる方が新しくて45年製

 Des Moines Ordnance Plantでは1942年から1945年という短期間だけ弾薬を製造していたそうで、ウチのは43年が2個、45年が6個でした。製造ラインが異なるのか、同じ工場なのに文字の位置も太さも深さも全然違います。

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