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CES 2019レポート 第29回

軽量モバイル「LG Gram」の17型や4K短焦点プロジェクターなど、CESのLGブースは新製品多数

2019年01月12日 20時15分更新

文● 山本敦 編集● ASCII編集部

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軽量薄型モバイルのLG Gramには1300g台の17型(!)
14型には回転ヒンジ+タッチ対応モデルも

 LGでもう1つ注目したい新製品が、日本でもリリースされているノートPCの「Gram」シリーズ。2019年は17インチの大画面モデル「17Z990」もラインナップに加わる。WQXGA(2560×1600)画素のIPS液晶を搭載。CPUはインテルの第8世代Whiskey Lake。それでいて本体は1340gだ。

 本体は米軍の物資調達規格のMILスペックに対応する堅牢性を誇る。ヘッドホンによる音楽再生はDTS Headphone Xによる立体的なサウンドが楽しめる。

 Gramシリーズの14インチの新製品「14T990」は回転ヒンジ式のギミックとタッチディスプレーを採用。通常のクラムシェルスタイルのほかにも、画面のポジションを変更して動画を楽しむエンターテインメントディスプレーとして楽しんだり、タブレットのように活用するスタイルを提案している。画面の解像度はフルHD。こちらもCPUはWhiskey Lakeで1145g。ワコムのAES 2.0対応タッチペンが同梱されている。

14インチのLG Gramは回転ヒンジディスプレイを採用。さまざまな楽しみ方ができる

14インチGramの新モデルはタッチ対応で、同梱するWacom AES 2.0対応のタッチペンでフリーハンドの書き込みができる

 CESの会場にはこのほかにも白物家電やThinQを搭載するAIロボット「CLOi(クロイ)」を集めて、総合家電メーカーとしての存在感を力強く打ち出していた。スマートフォンは昨年海外で発売されたトリプルカメラ搭載の「LG V40 ThinQ」をハイライトしていた。5Gに関連する展示は2月開催のMWCのLGブースに期待したい。

ThinQ搭載のAIロボット「CLOi」はBtoB市場向けにも展開している

LG G7など現行モデルのスマホを展示。今年もカッティングエッジな新製品に期待したい

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