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今VTuberデビューするにはRyzen 5搭載PCがコスパが良く快適!

2019年01月16日 11時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●ジサトラ ハッチ

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バーチャルキャストがほぼ90fps張り付きで快適に使える!

 さてVTuber向け自作PCがついに完成したので、早速パフォーマンスをチェックしてみましょう。今回はCPU/OpenGLベンチマーク「CINEBENCH R15」、VRベンチマーク「VRMark」に加えて、実際にVRライブ・コミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」でどのくらいのフレーム数が出るのか計測してみました。

今回はVRデバイスとしては「VIVE」を使用しています

CINEBENCH R15.0
OepnGL 101.93 fps
CPU 1517 cb
CPU(Single Core) 167 cb
VRMark
Orange Room 7847
Cyan Room 5351
Blue Room 1347
バーチャルキャスト
最高フレーム数 91
最低フレーム数 79
平均フレーム数 89.236

 CINEBENCH R15.0のCPUスコアは1517cb、OpenGLスコアは101.93fps。3Dゲームだけでなく、RAW画像の現像、4K動画の書き出しなどのクリエイティブ系アプリケーションも快適に利用できるパフォーマンスを備えているといえます。

 VRMarkでは、VR Ready PCの目安としているスコアに対して、基本テスト「Orange Room」は約1.57倍の「7847」、中負荷テスト「Cyan Room」は約1.73倍の「5351」、高負荷テスト「Blue Room」は約1.24倍の「1347」のスコアを記録しています。

 さて肝心のバーチャルキャストですが、最高フレーム数は91fps、最低フレーム数は79fps、平均フレーム数は89.236fpsとブレ幅の少ない安定したフレームレートを確認できました。実際にVRゴーグルをかぶってバーチャルキャストを利用していても、特に遅延は感じません。これなら長時間の生放送もVR酔いせずに、快適に配信できそうです。

 VR空間内で激しく踊ったり、自分の頭をピコピコハンマーやハリセンで叩いてエフェクトを表示させると多少フレームレートが落ちますが、描画の遅延などは特に感じなかったです

コスパ抜群の「Ryzen 5 2600」で長く使えるVRマシンをつくろう!

 VTuberとして生配信するためには処理性能の高いPCが必要ですが、バランスよくパーツを組み合わせることで、比較的安価にマシンを組み立てられます。また今回のマシンはある程度長く使うことを見据えて、余裕のあるスペックでパーツを構成しました。

 VTuber用途だけでなく、VRコンテンツを思う存分楽しんだり、クリエイティブ系アプリも快適に利用できます。今回のマシン構成を参考に、ご自身の目的に合わせてカスタマイズして、最高の一台をぜひ手に入れてください。

「Ryzen 5 2600」のコスパは優秀。筆者が実際に購入するなら今回の構成を軸に、ストレージを強化したいと思います。ああ、返却したくないなあ

(提供:日本AMD)

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