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すぐに使える! XperiaのTIPS集 第131回

Xperia XZ3の新機能「サイドセンス」を使いこなすXperiaテク

2018年12月03日 10時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII編集部

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 Xperiaの最新モデル「Xperia XZ3」では、端末の操作方法として新たに「サイドセンス」が搭載されました。これは本体を片手で握った状態で、親指を使い側面をタップしたりなぞることで、メニューを呼び出したり、アプリの操作が可能です。

握ったまま親指で側面を操作する「サイドセンス」

 基本的な操作方法としては、側面をダブルタップして呼び出すランチャーがあります。ランチャーには8つのアプリと「もっと見る」のほか、Wi-Fiやマナーモードのオン・オフ、通知や片手モードなどの呼び出しがあります。

ダブルタップでランチャーが呼び出せる

「もっと見る」をタップすると、インストールされているアプリを一覧で表示

 表示される8つのアプリは固定ではなく、時間帯や場所、さらにユーザーの使い込みを元にAIで自動的に最適なアプリをピックアップしてくれます。

 ランチャーはスワイプで上下にスクロールできるので、握り直さなくてもランチャー上下にあるアイコンがタップできるようになっています。また標準では両サイドどちらでも呼び出し可能で、右手に持ったときは右側、左手に持ったときは左側に表示されます。

上下にスクロールさせることで、どのアイコンもタップしやすい

左手の場合はランチャーが左側に表示される

 ランチャーにある「詳細設定」をタップすると、「サイドセンス」の細かな設定ができます。たとえば「感度調整」では「ダブルタップの速さ」や「スライドの長さ」が設定可能。「ダブルタップの速さ」では「標準」「ゆっくり」「もっとゆっくり」の3段階。「スライドの長さ」は「短く」「標準」「長く」の3段階から選べるので、自分の使いやすい設定を選びましょう。

サイドセンスの設定画面

感度調整では「ダブルタップの速さ」や「スライドの長さ」が設定できる

「ダブルタップの速さ」は3つの速さから選べる

「スライドの長さ」も3段階で調整可能

 またサイドセンスの「有効範囲」では「両側」、「右側」、「左側」から選べます。右手で使うときだけ呼び出したい場合は「右側」にしておけば、誤操作も減らせます。サイドセンスは側面をなぞると前の画面に戻れる「バック操作」も割り当てられて居ます。この機能が不要な場合は「バック操作」のスイッチをオフにしておきましょう。

有効範囲を左右どちらかに絞ることもできる

 そのほか「使用を許可するアプリ」では、アプリごとにサイドセンスの有効をオン・オフにできます。ゲームなどうっかり誤操作をしてサイドセンスを呼び出したくない場合は、オフにしておきましょう。

インストールされているアプリごとにオン・オフが設定可能

 カメラアプリではダブルタップでシャッターが切れるなど、アプリによってもサイドセンスで利用できる機能が違っています。各アプリで試してみましょう!

※Xperia XZ3(ソフトバンク版)/Android 9で検証しました。

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