富士フイルムは9月25日、中判ミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」の最新モデルとして、レンジファインダースタイルの「FUJIFILM GFX 50R」を発表。35mmフルサイズイメージセンサーの約1.7倍となる大型イメージセンサーを搭載している。販売開始は11月からで、想定価格は60万9660円。
5140万画素の「FUJIFILM G フォーマット」イメージセンサー、高速画像処理エンジン「X-Processor Pro」、色再現技術を搭載。「フジノンGFレンズ」と組み合せることで、超高画質を実現する。重量775gの小型軽量ボディーによって、スナップやドキュメンタリーフォト、ポートレートなどの軽快なスタイルの撮影もできるという。
富士フイルムは、GFXシリーズの第1弾として、小型軽量ボディーで超高画質を実現するというセンターファインダースタイルの「FUJIFILM GFX 50S」を2017年2月に販売。プロ写真家やハイアマチュアを中心に、画質や機動性で高い評価を得てきたとする。FUJIFILM GFX 50Rは超高画質をそのままに、往年のレンジファインダースタイルのフィルムカメラのような、小型軽量ボディーとシンプルな操作性へのニーズにこたえるため、開発したとのこと。