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北海道の地震から停電復旧まで 千歳ではジンギスカンで過ごす

2018年09月11日 15時00分更新

文● 四本淑三

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ジンギスカンにビール(9月6日夕方 地震発生から12時間)

 家に戻ると、近所のみなさんは庭でジンギスカンを始めていた。ディーゼル発電機を回して宴を続ける家もあって、さすがワイルドライフ慣れしている。北海道の一般家庭の冷蔵庫には、たいてい冷凍の薄切りラム肉が常備されているのだが、放っておいたら溶けて腐るし、ビールだってぬるくなる。美味しく食べられるうちに処理するのが合理的だ。

 我が家はといえば、水耕栽培で育てていた野菜を収穫したり、近所の人が野菜を持って来てくれたり、どこからともなくハムとゆで卵が現れたりで、原始共産制が復活しそうな勢いだった。9月の北海道で、畑に近い郊外に住んでいる有り難みだろう。

 災害対応に限らずまったくいいところのない安倍内閣だが、どうやらお昼あたりの会見で、世耕経産相が今後の見通しについて説明したようだ。これは良かった。じいさんばあさんは電線が切れた程度のことと思っていて、復旧の遅さにイライラしていたが、簡単な状況ではないことと同時に、解決までの手順やスケジュールが伝わり、この事態にどう対応すべきか隅々までイメージできたのではないか。

 で、とりあえずジンギスカンにビールである。我々はそうやって待つしかないのだ。夜は警視庁警備部災害対策課のTwitterで有名になったペットボトルランタンが役に立った。

(続きはこちら)

四本 淑三(よつもと としみ)

北海道の建設会社で働く兼業テキストファイル製造業者。

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